菅総理の自民党総裁選不出馬表明を受け、立憲民主党の枝野幸男代表が2021年9月3日午後12時半から、衆議院内で記者団の囲み会見に応じた。
枝野代表の発言は以下の通り。
「政治は一刻を争う。このコロナへの対応が求められている状況の中にあります。
残念ながら、退陣時期が明確になった、残り1ヶ月も事実上ない総理大臣は、レームダック状態にあると言わざるを得ません。
そして、自民党の総裁選挙、そして衆議院議員の任期は10月21日までと決まっておりますので、総選挙は、これは行わなければならないという状況の中で、レームダックの内閣、自民党総裁選、そして衆議院の総選挙と、この国民生活の喫緊の対応が政治に求められている中で、こうしたことに対する見通しもないまま、こうした事態に至ったことに対しては、はなはだ怒りをもって受け止めているというところであります。
総理も無責任でありますし、また、こうした状況を作り上げた自民党全体に、もはや政権を運営する資格はないと、言わざるを得ないというふうに思っております。
自民党の党内の権力闘争ではなく、速やかな、新しい政権を発足させると、我々はその準備が、すでに十分に整っているというふうに思っております。
このコロナ状況を、いかに一刻も早くおさめるかということに向けて、私どもとしても全力をあげたいと思いますが、何と言っても自民党の党内状況、しっかりと責任ある対応を強く求めたいというふうに思っています」
記者との質疑応答など、詳しくは、以下の動画を御覧いただきたい。