【再アップ!】3.11翌日に行われた、NPO法人「原子力資料情報室」による緊急記者会見で、上澤千尋氏(原子炉・安全問題担当,原子力資料情報室)、後藤政志氏(東芝・元原子炉格納容器設計者)、田中三彦氏(日立バブコック・元原子力圧力容器設計者・サイエンスライター)、海渡雄一氏(弁護士)、河合弘之(弁護士)らが発言! 2011.3.12
※2016年3月12日再アップしました!
3月11日午後2時4分ごろ発生した「東北地方太平洋沖地震」(マグニチュード8.8)によって、福島第一原子力発電所・第二原子力発電所の周辺20kmの住民が避難する事態となった。12日午後3時36分ごろには、福島第一原発1号機の建屋の壁が爆発によって崩壊。内閣・原子力保安院・東京電力の情報開示が必ずしも十分とは言えない中、原子炉の設計に関わった技術者2人を交え、NPO法人「原子力資料情報室」による緊急記者会見が3月12日夜8時から開かれた。
登壇者は、上澤千尋氏(原子炉・安全問題担当,原子力資料情報室)、後藤政志氏(柴田宏行)(東芝・元原子炉格納容器設計者)、田中三彦氏(日立バブコック・元原子力圧力容器設計者・サイエンスライター)、海渡雄一氏(弁護士・原子力発電所運転差止弁護団)の4名。今回初めて本名で発言した後藤氏は、政府が発表した内容は既に設計条件の2倍。これは技術者に言わせると「もう保証できない状態」とのこと。大事故にならないために大事なことは二点「炉心が冷やせるか・格納容器がもつか」ということを強調した。





















