東アジア共同体研究所琉球・沖縄センター主催 訪米報告会 写真展「オキナワ辺野古は今」および米市民団体「ベテランズ・フォー・ピース (VFP)」第31回年次総会について 2016.8.21
米カリフォルニア州バークレー市で開かれた退役軍人からなる市民団体ベテランズ・フォー・ピース (VFP) 年次総会と写真展「オキナワ辺野古は今」に関する訪米報告会が、2016年8月21日(日)17時より東アジア共同体研究所琉球・沖縄センター(沖縄県那覇市)で行われた。
米カリフォルニア州バークレー市で開かれた退役軍人からなる市民団体ベテランズ・フォー・ピース (VFP) 年次総会と写真展「オキナワ辺野古は今」に関する訪米報告会が、2016年8月21日(日)17時より東アジア共同体研究所琉球・沖縄センター(沖縄県那覇市)で行われた。
※8月21日テキストを追加しました!
8月21日深夜3時半過ぎ、東京・霞が関の経済産業省の敷地内に建てられた「脱原発テント」の強制撤去が突如始まった。公務とはいうが、日曜日の未明のこんな時間帯に強制撤去を行うとは異様というしかない。テントは2011年9月11日に、脱原発を訴える市民グループのメンバーらによって設置されたものだ。国が進める原子力政策への抗議活動の拠点であり、脱原発のシンボル的な存在でもあった。
国は2013年にテントの撤去と損害賠償などを求めて訴訟。最高裁が今年7月28日付で市民グループ側による上告を棄却したことで、グループ側の敗訴が決定していた。国は「直ちに土地部分の明け渡しを強く求める」としていたが、市民グループ側は「粛々とテントを守る。自主的に引き揚げることはない」として、徹底抗戦の構えを見せていた。それを受けて、国側が強制執行に踏み切ったかたちだ。
特集 戦争の代償と歴史認識
2016年8月21日(日)10時過ぎより、津市市民活動センター(三重県津市)で報道と表現の自由を考える三重集会実行委員会主催の講演会「知る自由のために」が開かれ、元朝日新聞記者・植村隆氏が「歴史修正主義と闘うジャーナリストの報告 ―私は『捏造記者』ではない」と題して講演した。
※8月30日テキストを追加しました!
「敗戦」から71年目となる2016年。
先の戦争は風化させられ、それまで国民に共有されていたはずの歴史認識すらおぼつかなくなってきた。こうしたあいまいな歴史認識が、さらに安易な改憲論を駆り立てているのではないか――。
2016年8月19日、立憲フォーラムは改めて「戦争とは何だろうか?2016年夏に考えよう」と題し、戦争を原理的なところから考えていこうという講演を、参議院議員会館で開催した。講演者は西谷修氏(立教大学大学院特任教授、東京外国語大学名誉教授、哲学・思想史)。西谷氏は論理の展開のみならず、積極的に社会運動にも関わってきたことから“行動する哲学者”とも呼ばれてきた。
※本記事は「日刊IWJガイド」2016年8月19日号に加筆・修正を加えたものです。
8月12日、愛媛県の四国電力伊方原発3号機が再稼働してしまった。2011年3月11日の福島第一原発事故以降、新規制基準のもとで再稼働した原発は、鹿児島県の九州電力川内原発1、2号機、福井県の関西電力高浜原発3、4号機に続いて、国内3箇所目となる(高浜原発は大津地裁による仮処分決定により停止中)。
この伊方原発について、四国電力の佐伯勇人社長は8月15日、香川県高松市にある本店で記者会見を行い、「これだけ安全対策をした中で、60年運転というのは念頭に置くべきかなと思う」と述べ、法定の40年を超える運転延長を目指す意向を明らかにした。
2016年8月19日(金)18時半より、戦争をさせない京都1000人委員会による「安倍政権を倒そう!戦争法廃止を!8・19京都デモ」が京都市で行われた。京都市役所前での集会の後、400人余り(主催者発表)の参加者が河原町通りをデモ行進した。参加者の声を聞いた。
2016年8月19日(金)17時半より、青森市の青森駅前公園で「原発なくそう!核燃いらない!あおもり金曜日行動」が行われた。
辺野古米軍新基地埋め立て承認取り消しの撤回を求める国交相の是正指示に従わないのは違法として石井啓一国交相が翁長雄志知事を相手に起こした違法確認訴訟の第2回口頭弁論が2016年8月19日14時より福岡高裁那覇支部(沖縄県那覇市)で開かれた。これに先立つ13時より、裁判所前の城岳公園でオール沖縄会議による事前集会が行われ、本人尋問を控えた翁長知事や支援の国会議員らが参加した。判決は9月16日の予定。
2016年8月18日(木)、東京都千代田区の東京電力本店にて、東京電力の定例会見が開かれ、福島第一原発の状況報告が行われた。
2016年8月18日(木)、東京都千代田区の衆議院第二議員会館にて、公正・平等な選挙改革にとりくむプロジェクトが主催する「選挙市民審議会 第7回第2部門会議」が開かれた。
一橋大学法学研究科教授の只野雅人は、1990年代初頭の政治改革について振り返り、4審議には、「平和への結集」をめざす市民の風代表の太田光征氏、政治制度研究家の桂協助氏、日本婦人有権者同盟共同代表の小林五十鈴氏、一橋大学教員の只野雅人氏、変えよう選挙制度の会代表の田中久雄氏、ジャーナリストの林克明氏が出席した。
特集 高江ヘリパッド
「TAKAEこの星空を守りたい~」というサブタイトルがついた「ヘリパッド建設工事阻止現地集会」の直後、猛烈なスコールに見舞われました。そのスコールの洗礼のあとに、高江に満点の星空が現れました。
天空いっぱいに広がり瞬く、プラネタリウムでも見たことがない、星々のまたたき。畏怖さえ覚えるような星空を目に焼きつけながら、8月5日の夜は車中泊となりました。N1裏テントの撤去期限は5日とされており、翌6日早朝にも強制撤去があるのではないか、と考えられていたのです。
※8月24日テキストを追加しました!
米紙ワシントン・ポストは8月15日、オバマ政権が導入を検討している核兵器の先制不使用政策について、安倍総理がハリス米太平洋軍司令官に、「北朝鮮に対する抑止力が弱体化する」として反対の意向を伝えたと報じた。
「核兵器のない世界」を目指すオバマ大統領は、任期満了まで残り5ヶ月となる中、核実験の全面禁止や核兵器予算の削減、そして核兵器の先制不使用といった複数の政策を準備中であると言われる。本来ならば、唯一の被爆国として、「核なき世界」に向けてリーダーシップを発揮する立場にある日本だが、今回、安倍総理がその流れに「待った」をかけるかっこうとなった。
特集 東京新聞社会部 望月衣塑子記者
※9月7日、テキストを追加しました!
昨年2015年9月19日未明、安保法制の可決・成立が強行されてしまった。日本が「戦争ができる国」へと突き進もうとする中、この夏、戦争、武器、科学をテーマにした本が相次いで刊行され、その関連イベントが2016年8月17日19時より東京堂ホールで開催された。
登壇者は『科学者と戦争』(岩波書店)の著者で天文学者の池内了(さとる)氏、東京新聞記者で『武器輸出と日本企業』(KADOKAWA)の著者の望月衣塑子(いそこ)氏、『戦争とは何だろうか』(筑摩書房)の著者の哲学者の西谷修氏の3名。司会は、精神科医で「『戦争と医の倫理』の検証を進める会」に所属し、過去に医師の行った戦争犯罪の検証を続けてきた、香山リカ氏が務めた。