百人百話「第十四話」比佐千春さん 2011.8.23

記事公開日:2011.11.25取材地: 動画独自

特集 百人百話

「マスコミと同じく、私自身もなぜか自主規制してしまう」

 東京在住。いわき市出身。47歳。マスメディアとネット情報の違いに気付き、姪や甥の避難に奔走した。震災を機に、故郷福島は自分を形づくる一部、大切な場所だと気付いた。実家に戻ろうかと迷うなかで、もしかしたら福島の内と外、橋渡し役ができるのは自分のような人間なのかもしれない。ならば、いまも被曝し続けている多くの子どもたちの力になれるよう、県外にいるからこその支援を考えていきたい。そう思い始めている。


百人百話「第十三話」タネイチヤスユキさん 2011.9.1

記事公開日:2011.11.24取材地: 動画独自

特集 百人百話

【お詫びと訂正】

以下、『百人百話 第1集』より引用

 ニュースにもなっていますから、みんなわかっていると思うんで出しますけど、双葉町長が埼玉に避難していて、埼玉から国会に「7号機、8号機を作ってください」と陳情に行っていたという話。あと福島県知事の佐藤雄平さんが、さすがに追い込まれて「もう原発は動かせない状況になりました。1号機、2号機、3号機、4号機は廃炉にします。5号機、6号機は考えます」という結論を出したんですけれども、その時にも、その町長は「寝耳に水だ」というふうな発言されているわけですね。5号機、6号機がある大熊町長も、何かびっくりするような発言を確かしてたはずなんですよ。


市民集会:渡利の子どもたちを放射能から守ろう! 2011.11.23

記事公開日:2011.11.23取材地: 動画

 11月23日、福島県総合社会福祉センターにて、渡利の子どもたちを守る会(Save Watari Kids)、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)、国際環境NGO FoE Japanの主催による市民集会、「渡利の子どもたちを放射能から守ろう!」が行われた。


「子どもたちを内部被ばくから守るために」松井英介さん講演会とリレートーク&野外ライブ 2011.11.23

記事公開日:2011.11.23取材地: 動画

 2011年11月23日(水)、福島県の郡山市の郡山市男女共同参画センターにて、第一部として講演会が開かれ、「子どもたちを内部被ばくから守るために」と題し、岐阜環境医学研究所所長の松井英介氏が登壇した。

 また、第二部では、JR郡山駅西口広場にて、リレートークと野外ライブが開催された。


百人百話「第十二話」サチコさん 2011.8.24

記事公開日:2011.11.22取材地: 動画独自

特集 百人百話

「メルトダウンて、今さら言われても」

 いわき市在住。主婦。会社員の夫と子ども2人の4人家族。いったんは猪苗代に避難したが、小学校入学を機に自宅に戻った。線量は気をつければ生活できるレベルと判断し、家族がバラバラになるよりはとそのまま一家で自宅に暮らす。情報を後出しにする国と東電、真実を伝えないマスメディアに怒りを覚える。同時に、氾濫する情報をどのように精査すれば良いのかとも悩む。専門家には、科学的データが意味するところまで解説してほしい。


百人百話「第十一話」志田守さん 2011.9.1

記事公開日:2011.11.21取材地: 動画独自

「なんでもないことを奪われている」

 郡山市在住。60歳。学習塾経営。妻と子ども2人の3人家族。福島の子どもたちを疎開させようと、「ハーメルン・プロジェクト」を立ち上げる。妻子の避難先である岡山県と郡山を往復しながら、事故により家族が分断されたことに怒りを覚える。原子炉を作っている会社の製品は買わない、原発を推進する政治家には1票を投じない。ささやかだが、意識して判断することが必要だと、機会あるごとに人に話す。いま、ひとりひとりの考え方、生き方が問われていると思う。


福島で暮らすための提案~(株)三和製作所・斎藤雄一郎さんの戦略的除染計画~ 2011.11.19

記事公開日:2011.11.19 動画

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 2011年11月19日、福島で暮らすための提案~(株)三和製作所・斎藤雄一郎さんの戦略的除染計画~が開催された。


百人百話「第十話」遠藤浩二(DJ mambow)さん 2011.9.1

記事公開日:2011.11.18取材地: 動画独自

特集 百人百話

「気がついたら20km圏内にいた」

 郡山市在住。35歳。DJ、東北関東大震災支援隊本部“BOND&JUSTICE”のメンバー。妻と子ども3人の5人家族。事故直後、いわきを中心に炊き出しや物資の配達に音楽仲間と走り回る。5月末、子どもが通う郡山の小学校に掛け合い、線量測定を実施したところ、「はかるくん」と持参した最新鋭のガイガーカウンターとの数値の違いに驚く。避難は自分で判断するしかない。子どもの将来を思い、後悔だけはしたくないと妻子を新潟に避難させた。


百人百話「第九話」有馬克子さん 2011.9.16

記事公開日:2011.11.17取材地: 動画独自

特集 百人百話

「なんでこんなに無防備なの?」

 須賀川市在住。52歳。夫、夫の両親、母親、子ども5人の10人家族。穀物菜食レストラン経営。原発の危険性を考えると、末娘だけでも県外に避難させたい。けれど危機意識の差により、舅姑から心配し過ぎと言われ果たせずにいる。地元農家でも、責任をもって出荷できないと歎く有機農家の一方で、出荷の可否に一喜一憂する農家もある。そうした現実を前に、何より自分たちの土地が汚染されてしまったことに、悲しみと怒りを感じる。


山本太郎さんを囲んでin郡山市 2011.11.17

記事公開日:2011.11.17取材地: 動画

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 2011年11月17日(木)よりいわき芸術文化交流館アリオスにて、「山本太郎さんを囲んで」が開催された。


百人百話「第五十三話」鈴木則雄さん 2011.11.16

記事公開日:2011.11.16取材地: 動画独自

特集 百人百話

「震災時に役立つ情報を提供する」

 郡山でコミュニティFM放送を経営。53歳。妻と子どもの 3人家族。事故でネットはダウンしたが、放送を続けた。災害時に必要な生活情報は足で稼ぐしかないと、あちこちに出かけるうちに、パーソナリティが各所の情報とともに局に集まってきた。原発への考え方が変わったのは妻の妊娠を知ったとき。10年後の子どもの健康を願い、妻子を避難させることにした。復興の前に、安全、健康があるべき。すべての人が幸せになる道を考えたい。


百人百話「第八話」島村守彦さん 2011.9.28

記事公開日:2011.11.16取材地: 動画独自

特集 百人百話

「とにかく南に逃げろ! 100km以上逃げろ!」

 いわき市在住。出身は兵庫県。53歳。自営業(自然エネルギー)。母親と2人暮らし。阪神淡路大震災に遭遇したのを機に、悔いのない生き方をしようと思うようになった。たまたま転勤先となった福島が気に入り、8年前にいわきで独立開業した。仕事がら東電社員には知り合いも多く、事故直後にはすぐに逃げろと連絡も受けた。故郷に戻ることも考えたが、自分を信頼し受け入れてくれたこの地で、自分のできることをしようと留まることにした。


野呂美加さんを囲んで 於 福島 2011.11.14

記事公開日:2011.11.14取材地: 動画

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 2011年11月14日(月)、福島市音楽堂で野呂美加(NPO法人チェルノブイリへのかけはし代表)さんのお話し会が開催された。


水俣病から福島原発事故を考える~講師 緒方正人(水俣病患者)、澤地久枝(作家)、森達也(映像作家)、司会 竹下景子(女優) 2011.11.13

記事公開日:2011.11.13取材地: 動画

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 11月13日、福島県白河市のホテルサンルート白河にて、講師 緒方正人(水俣病患者)、澤地久枝(作家)、森達也(映像作家)、司会 竹下景子(女優)によって「水俣病から福島原発事故を考える」が開催された。


百人百話「第五話」アンナさん 2011.8.25

記事公開日:2011.11.11取材地: 独自

特集 百人百話

「自分が夢を捨てられないんです」

 福島市在住。29歳。小学生と園児、4人の子どもをもつシングルマザー。現在職業訓練中。子どもたちの将来を考えると、すぐにでも避難したほうが良いと思う。けれど知らない土地で、ひとり育てていけるのかと考えると、不安が先に立つ。避難することで県の援助が打ち切られ、学校に通えなくなれば、就職のチャンスも失う。自分の夢を捨てたくないという思いと、親としての責任が果たせていないのではという思いに、自分を責めてしまう。


第3回フクシマの命と未来を放射能から守ろう‼ デモ 2011.11.5

記事公開日:2011.11.5取材地: 動画

 2011年11月5日(土)11時より、福島県南相馬市の南相馬市役所前より、第3回フクシマの命と未来を放射能から守ろう‼ デモが行われた。


福島県飯舘村 住民説明会 2011.11.4

記事公開日:2011.11.4取材地: 動画

 2011年11月4日(金)、飯舘村住民に対する説明会が、飯野出張所2階会議室で行われた。

 行政と国から、放射能汚染物質の仮置き場を3年を目途に移動する予定であると説明がなされた。住民側は、移動時の安全性、また、仮置き場としての安全性の担保を強く求め、政権交代が行われても3年で移動する確約を求めた。


「役人は、役立つものは潰す。役立たないものには金を払う』と竹原氏~岩上安身によるインタビュー 第170回 ゲスト 竹原信一氏、西山千嘉子村議 2011.11.4

記事公開日:2011.11.4取材地: 動画独自

 2011年11月4日(金)、岩上安身による福島県川内村の西山千嘉子(ちかこ)村議、元阿久根市長の竹原信一氏にインタビューをした。

 西山氏は、国の帰村政策、除染作業のやり方の矛盾を指摘した。途中から加わり、西山氏と親交のある竹原氏が、加わった。2人は、議会に対する疑問で、考えが一致したなど、知り合った経緯を語った。竹原氏は、役人は、役立つものは潰す。役立たないものには金を払うと苦言を呈した。


日弁連原発シンポジウム「脱原発から廃炉への道筋~『福島』の再生に向けて」 2011.11.3

記事公開日:2011.11.3取材地: 動画

 2011年11月03日、日本弁護士連合会主催のシンポジウム「脱原発から廃炉への道筋ー『福島』の再生へ向けてー」が行われた。

 日本弁護士連合会が行ってきた活動報告と主旨説明が行われた後、青山貞一東京都市大学教授より、汚染の実態、除染、瓦礫処理に対する考え方など、汚染シミュレーションの専門家としての立場から発言があった。

 阪上武・福島老朽原発を考える会(フクロウの会)代表は、子どもや妊婦だけでも避難できる政策が必要だとと訴えた。飯田哲也環境エネルギー政策研究所所長は、官邸発表とメディア発表の違いを指摘し、発表内容に対する責任問題を追求するべきと述べた。植民地型エネルギーシフトではなく地域の主動でエネルギー政策を行うべきとした。


矢ヶ崎克馬教授記者会見in福島 2011.10.30

記事公開日:2011.10.30取材地: 動画

 2011年10月31日、矢ヶ崎克馬教授の記者会見とインタビューが行われた。福島市の汚染状況とその影響について話し、除染や食糧問題への問題提起を行った。