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【第74号】岩上安身のIWJ特報!― 自民党の憲法改正草案についての鼎談・第2弾~澤藤統一郎弁護士、梓澤和幸弁護士インタビュー(後編) 2013.1.25
(前編よりの続き)
国家の都合で、『基本的人権』が認められない
【第73号】岩上安身のIWJ特報! ― 自民党の憲法改正草案についての鼎談・第2弾~澤藤統一郎弁護士、梓澤和幸弁護士インタビュー(前編) 2013.1.25
憲法は決して不磨の大典ではない。未来永劫変えてはならない神聖不可侵の聖典ではないという見解に、私も同意する。しかしそれは、日本が独立した主権国家であり、主権者が国民であり、民主主義が十全に機能し、そのためにも基本的人権や思想・表現の自由が守られることが大前提となる。基本的人権に制約を課すような憲法では、それは近代的な立憲主義にもとづく憲法とは呼べなくなる。
自民党の憲法改正案についての鼎談 第2弾 2013.1.25
2013年1月25日(金)11時から、東京都千代田区の東京千代田法律事務所で、「自民党の憲法改正案についての鼎談 第2弾」が行われた。
この企画は、元々、自民党の憲法改正案について、NPJ(News for the People in Japan)の澤藤統一郎弁護士と梓澤和幸弁護士に、岩上安身がインタビューを行ったことから始まり、第1回目のインタビュー後に、「より深く内容を議論すべき」との問題意識から、ゼミナール形式に変更された。今回は、インタビューとしては3回目で、ゼミナール形式としては2回目となる。
「日隅一雄・情報流通促進基金」設立記者会見 2013.1.22
2013年1月22日(火)、東京都千代田区の司法記者クラブで、「日隅一雄・情報流通促進基金」設立記者会見が開かれた。「日隅さんはたくさんのことを思い残してあの世に行っているはず。私もあの世に行った時に『なぜこうしなかった』と言われたくないから、『日隅さん、少しはしたからね』と言わなければならない」。先月発足した「日隅一雄・情報流通促進基金」の代表理事、ジャーナリストの桂敬一氏はこう語った。この基金は、表現の自由・情報公開制度・国民主権の推進を主な目的とし、こうした活動に関連する殊勲者の顕彰や、法的支援を必要とする個人・団体への財政支援を行う予定であるという。
自民党の憲法改正案についての鼎談 第1弾 2012.12.28
2012年12月28日(金)14時30分から、東京都内で、澤藤統一郎弁護士と梓澤和幸弁護士を迎え、「自民党の憲法改正案についての鼎談 第1弾」を行った。現行の日本国憲法と自民党憲法改正草案を対比しつつ、前文から第20条まで、各条文をひとつずつ検証していった。
【番外】自民党の憲法改正案についての鼎談(代打インタビュアー・平山茂樹記者編) 2012.12.12
2012年12月12日(水)、東京千代田法律事務所で、「自民党の憲法改正案についての鼎談」が行われた。
「何が本音なのかということが良く分かる」。自民党の憲法改正草案について、澤藤統一郎弁護士はこのように述べた。自民党の片山さつき議員は、自らも委員として作成に関わった自民党版日本国憲法改正草案について、ツイッターに「天賦人権論をとるのは止めよう、というのが私たちの基本的な考え方です」と書き込んでいた。インタビューでは、澤藤弁護士と梓澤和幸弁護士に、自民党の憲法改正案がはらむ問題点について、日本国憲法と対比しつつ、検証してもらった。
「築地の人は、本音ではみな豊洲には行きたくない」 ~小坂和輝先生・梓澤和幸弁護士を交えた「築地を守る朝食会」 2012.12.10
特集 築地市場移転問題|特集 2014東京都知事選
2012年12月10日(月)9時から、東京都中央区の築地市場で、小児科医の小坂和輝先生と梓澤和幸弁護士を交えて「築地を守る朝食会」が行われた。発案は、築地市場移転問題シンポジウムに参加していた満岡しょうご氏。小坂和輝先生、梓沢和幸弁護士らとともに、築地でマグロ定食に舌鼓を打ちながら、豊洲への移転問題について話し合った。
築地移転の問題点について、小坂氏は「土壌汚染対策法では、汚染対策をして2年間は監察期間を置いて農水省の認可を受けなければならないが、その2年を待たず工事着工。ハコが完成するまでに2年経つという理屈」と、その実施プロセスにそもそも問題があることを指摘した。
岩上安身によるインタビュー 第261回 ゲスト 梓澤和幸弁護士・田中隆弁護士「ネットの自由と公選法」 2012.12.6
※全文文字起こしを掲載しました(2013年7月3日)
2012年12月6日(木)16時から、東京都千代田区の東京千代田法律事務所で、岩上安身による「梓澤和幸弁護士・田中隆弁護士インタビュー『ネットの自由と公選法』」が行われた。公示期間中の市民による政治活動について、梓澤弁護士と田中弁護士は「公示期間中にこそ、大いに政治について議論すべき」と語った。
シンポジウム「どうなる食の安全?」 築地市場移転を考える 石原都知事が辞意表明、再検証のとき 2012.12.1
特集 築地市場移転問題|特集 2014東京都知事選
2012年12月1日(土)の14時から、東京都千代田区の弘済会館で、築地市場移転問題研究会実行委員会が主催する「シンポジウム『どうなる食の安全?』 築地市場移転を考える 石原都知事が辞意表明、再検証のとき」が行われた。パネリストは、野末誠氏(築地市場仲卸)、水野かほる氏(プランナー)、岩上安身の3人、司会は梓澤和幸弁護士が務めた。なお、パネリストとして出席が予定されていた佐藤克春氏(一橋大学経済学研究科特任講師)はビデオメッセージでの参加となった。パネルディスカッションでは、築地市場の移転先である東京江東区の豊洲地区の土壌リスクなどについて議論され、当時の石原都政の姿勢を批判する発言も聞かれた。一般参加者も加わっての討議では、「そもそもなぜ、上手く機能している築地市場を移転しなければいけないのか」との疑問の声が相次いだ。
NPJ編集長日隅一雄 連続対談企画第7回「敵は天下りシステムにあり」 2012.6.14
2012年6月12日(火)、NPJ(News for the People in Japan)編集長である日隅一雄氏が49歳の若さで永眠した。6月14日(木)の対談企画は、日隅氏を悼む関係者の強い思いから、予定通り岩波書店アネックスビルで行われた。はじめに、日隅氏の東京電力記者会見での姿、クリニックでの治療の様子、自身の病についてのインタビューなどの映像が上映され、ときに痛々しくも真摯に生きる、在りし日の日隅氏の姿を伝えた。
上映に続いて行われた対談は、日隅氏の遺影が見守る中、NPJ代表の梓澤和幸氏をコーディネーターに、エコノミストでスリーネーションズリサーチ代表取締役の植草一秀氏、元駐レバノン特命全権大使で作家の天木直人氏、岩上安身が参加して、「天下りシステム」について語った。
築地市場を考える勉強会 2010.12.1
特集 築地市場移転問題|特集 2014東京都知事選
2010年12月1日(火)18時より、東京・銀座で、築地市場を考える勉強会事務局主催 第12回「築地市場を考える勉強会」が開催された。今回は、梓澤弁護士より「豊洲汚染土壌コアサンプル廃棄差止請求訴訟」の件、大城弁護士からは「豊洲汚染地購入の公金支出金返還請求訴訟」の経過報告および意見交換をした。