高浜原発の事故を想定した福井県原子力防災訓練 2014.8.31

記事公開日:2014.8.31取材地: 動画

 2014年8月31日(日)、福井県は関西電力高浜原子力発電所の過酷事故を想定した原子力総合防災訓練を行った。高浜原発の全交流電源喪失と補助給水系機能喪失によって炉心損傷が起こり放射性物質が漏洩したという想定の元、地域防災計画に基づき事業者・県・30キロメートル圏 (UPZ) 内外の自治体や住民などが参加し行われた。

 IWJ福井では、高浜原発から32キロで、圏外の防災拠点となる若狭町上中庁舎、28キロの小浜市の明通寺、6キロ余りの高浜オフサイトセンター(福井高浜原子力防災センター)などで防災訓練の模様を取材した。


大飯原発差止訴訟 福井地裁判決の報告集会 in京都 2014.6.28

記事公開日:2014.6.28取材地: 動画

 2014年6月28日(土)13時半より、京都市・キャンパスプラザ京都で「大飯原発差止訴訟 福井地裁判決の報告集会 in京都」が行われた。福井地裁で勝訴した差し止め訴訟裁判について、原告団長の中嶌哲演氏(小浜市、明通寺住職)をはじめ原告団・弁護団の4名が口頭弁論の模様や判決の読み解き、そして今後について報告した。また、京都地裁における大飯原発差止訴訟の状況についても弁護団長から報告が行われた。


「筋が通った判決文」と高評価 〜大飯原発差し止め判決で安冨氏×平氏「高裁がどう出るか、注視を」 2014.5.23

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 「この判決から、何か新しい対立軸が生まれる予感がする」──。

 2014年5月23日、京都市内で行われた「緊急!Wトンチ博士のモーレツ!政治経済教室」では、5月21日に関西電力大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じる判決を下した福井地裁の判決文を巡り、意見が交わされた。安冨歩氏(東京大学教授)も平智之氏(前衆議院議員)も、判決文の正当性を重ねて強調、自身の良心に忠実だった樋口英明裁判長の勇気を称賛しつつ、「大いに気になるのは、今後の展開である」とした。


大飯原発再稼働にNO! 原発を受け入れなかった小浜市のお話 ─講師 中嶌哲演氏(明通寺住職) 2014.2.22

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 「原発を断った小浜が、原発15基に囲まれるという皮肉な現実に直面しているが、小浜市民は、あとの世代に対して責任は果たしてきたと、確信を持っている」──。

 2013年2月22日、大阪市此花区のクレオ大阪西で、講演会「大飯原発再稼働にNO! 原発を受け入れなかった小浜市のお話」が開かれた。5度にわたる原発や原発関連施設誘致の動きを、その都度はねのけてきた、福井県小浜市の人々の地道な運動について、その中心で長年反対運動に関わってきた、明通寺住職の中嶌哲演氏が講演を行った。


秋山豊寛氏「七代先まで祟(たた)ってやる、と怒る友人が福島にいる。国民を棄てて何が美しい国だ」 ~9.15もう動かすな原発!福井集会 2013.9.15

記事公開日:2013.9.15取材地: テキスト動画

 日本の原発再稼働問題は、世界からの関心も高い。この集会に韓国からやって来たキム・ヘジョン氏は、「放射能は国境に関係ない。韓国と日本と、一緒になって再稼働を阻止したい」と熱く語り、モンゴルからは「ウラン目当てに、外資系企業が勝手に国土を掘り尽くす」とのメッセージが伝えられた。

 大飯原発4号機の定期検査により、国内すべての原発が停止する、2013年9月15日。福井県庁横の福井市中央公園では、12時より「もう動かすな原発!福井集会」が行われた。実行委員長となった小浜市の中嶌哲演氏(明通寺住職)のほか、秋山豊寛氏、広瀬隆氏、斉藤征二氏など、日本各地から脱原発を願う人々が詰めかけた。


「有識者会合で議論したい」-規制委調査団、建屋南側の新たなトレンチを入念に調査 〜大飯発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合による現地調査(第3回2日目) 2013.7.28

記事公開日:2013.7.28取材地: テキスト動画

 大飯原発敷地内を南北にのびるF-6破砕帯が、活断層であるか否かが調査の争点だ。F-6破砕帯が活断層であると判断されれば、大飯原発3・4号機は停止せざるを得ない。

 27日から28日の2日間にわたり、原子力規制委員会の有識者らが、福井県おおい町の大飯原子力発電所で現地調査を行なった。調査に参加したのは、島﨑邦彦氏(原子力規制委員会 委員長代理)
、渡辺満久氏(東洋大学 社会学部教授)、廣内大助氏(信州大学 教育学部准教授)
の三人。岡田篤正氏(立命館大学グローバル・イノベーション研究機構(歴史都市防災研究センター)教授)と重松紀生氏(産業技術総合研究所 活断層地震研究センター 地震素過程研究チーム 主任研究員)は、予定が合わなかったため、後日調査へ出向く予定だ。


「有識者会合で議論したい」-規制委調査団、建屋南側の新たなトレンチを入念に調査 〜大飯発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合による現地調査(第3回1日目) 2013.7.27

記事公開日:2013.7.27取材地: テキスト動画

 大飯原発敷地内を南北にのびるF-6破砕帯が、活断層であるか否かが調査の争点だ。F-6破砕帯が活断層であると判断されれば、大飯原発3・4号機は停止せざるを得ない。

 27日から28日の2日間にわたり、原子力規制委員会の有識者らが、福井県おおい町の大飯原子力発電所で現地調査を行なった。調査に参加したのは、島﨑邦彦氏(原子力規制委員会 委員長代理)
、渡辺満久氏(東洋大学 社会学部教授)、廣内大助氏(信州大学 教育学部准教授)
の三人。岡田篤正氏(立命館大学グローバル・イノベーション研究機構(歴史都市防災研究センター)教授)と重松紀生氏(産業技術総合研究所 活断層地震研究センター 地震素過程研究チーム 主任研究員)は、予定が合わなかったため、後日調査へ出向く予定だ。


福井選挙区 民主党 ふじの利和候補 街頭演説 2013.7.14

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 2013年7月14日(日)14時より、福井市・西武福井店前で参院選福井選挙区に立候補している藤野利和候補(民主党)の街頭演説が行われた。


福井選挙区 日本共産党 山田かずお候補 街頭演説 2013.7.11

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 2013年7月11日(木)12時30分から、福井市の西武福井店前で、福井選挙区・山田和雄候補(日本共産党)の街頭演説が行われた。山田氏は「福島原発の事故の過程で、多くの子供の健康が蝕まれている。12名の子供の甲状腺のガンも見つかっている」と述べ、「危険な原発を動かしてはいけない」と訴えた。応援には、小池晃副委員長も駆けつけた。


福井選挙区 幸福実現党 白川やすゆき候補 街頭演説 2013.7.10

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 2013年7月10日(水)18時50分から、福井市のショッピングシティ・ベル前で、福井選挙区・白川康之候補(幸福実現党)の街頭演説が行われた。

 白川氏は1991年(宗)幸福の科学に入局。「消費税増税は、せっかくのアベノミクスが台無しになる」などと、増税中止と原発の早期再稼働、国防強化・憲法9条の改正の3点を、重点的に訴えた。


福井選挙区 自民党 たきなみ宏文候補 街頭演説 2013.7.4

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 2013年7月4日(木)8時40分より、福井市の西武福井店前で福井選挙区自民党公認候補・たきなみ宏文氏の街頭演説が行われた。


福井から未来へ!全国集会 2013.6.30

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 2013年6月30日(日)13時30分より、福井県おおい町にある大島公民館で「福井から未来へ!全国集会」が行われた。

 作家の鎌田慧氏は「今まで無関心を装い、彼らに自由にやらせてしまった責任も踏まえて、これからは、原発1機づつ再稼働阻止を訴える」と語った。また、伊方原発の地元から参加した人は「自然の環境、生態系も、原発は破壊している」と訴えた。集会後は、大飯原発のゲートまでデモ行進し、ゲート前で関西電力への申し入れを読み上げた。


若狭 ゆずり木 平和祭 2013.6.29

記事公開日:2013.6.29取材地: 動画

 2013年6月29日(土)、福井県小浜市の明通寺において「若狭 ゆずり木 平和祭」が行われた。境内でのライブの模様の一部、および19時からの本堂でのトークの模様を中継した。


関西電力高浜原子力発電所プルサーマルMOX燃料搬入に対する抗議行動 2013.6.27

記事公開日:2013.6.27取材地: 動画

 2013年6月27日(木)、福島第一原発事故後初めて、関西電力・高浜原発(福井県高浜町)に、MOX燃料(ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料)が運び込まれた。MOX燃料を使うプルサーマルは、高浜原発、福島第一原発などで実施されていたが、事故後、全国の原発が停止したことにより、核燃料の輸送自体が中断されていた。

 2013年4月12日、関西電力はMOX燃料輸送を実施することを、プレスリリースで発表。輸送ルートや日程などの詳細は、核拡散防止条約の規定により公表されていない。しかし、前回の搬入日が2010年6月の関西電力株主総会の翌日だったことから、市民らは、搬入予定日を26日の株主総会の翌日である27日と想定し、抗議のため高浜町音海地区にある防波堤横の広場に集合。朝7時頃、フランス・アレバ社の輸送船がフランスから到着し、高浜原発に搬入された。


「いま、皆さんは『2011年3月10日』を生きている」 ~福島の女性の話を聞く会「あなた方がわたし達のようにならないために」 2013.6.15

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 2013年6月15日(土)18時30分、福井県小浜市の小浜市文化会館において、「福島の女性の話を聞く会『あなた方がわたし達のようにならないために』」と題した講演会が開かれた。講師の菅野みずえ氏が暮らしていた福島県浪江町は、町議会が1967年に誘致を決議した東北電力の浪江・小高原発計画に対し、住民らの強い反対運動によって建設を阻止してきた。しかし、原発設置を断ったにもかかわらず、近隣の町が原発設置を引き受けたために、福島第一原発事故によって甚大な被害を受けた不遇の町である。

 一方、小浜市は、1960年代に浮上した関西電力による小浜原発設置計画に住民らが猛烈に反対し、2000年以降も使用済み核燃料中間貯蔵施設の誘致を断念させるなど、原子力と距離を置いてきた歴史を持つ。しかし、関西電力の大飯原発(福井県おおい町)から最短で4kmという至近距離に位置するなど、若狭地方の原発銀座の中央にあって、原発を拒み続けてきたのに、過酷事故が起きれば大きな被害を受けるという点で、浪江町と共通する。


「予想よりも、良い点、足らない点が両方あった」大飯3・4号機、新規制基準適合の議論はこれから ~大飯発電所の現状評価に関する現地調査 2013.6.15

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130615 大飯発電所の現状評価に関する現地調査

 「年配の方だけで事故対応ができるか、など2重3重の用意をしてほしい」。現地調査を終えた原子力規制委員会の更田豊志委員は、「この日訓練にあたった人は、申し分ない知識を持ち合わせていた」と評価した一方で、どんな状況であっても事故対応ができるよう、関電に対して万全の準備をするよう求めた。


3.11メモリアルアクション ~ 原発のない新しい福井へ 2013.3.10

記事公開日:2013.3.10取材地: 動画

 2013年3月10日(日)、福井市のフェニックスプラザで「3.11メモリアルアクション ~ 原発のない新しい福井へ」が行われた。


大飯発電所の敷地内破砕帯調査(第2回2日目) 2012.12.29

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 2012年12月29日(土)、福井県大飯郡おおい町の大飯発電所にて、原子力規制委員会による、第二回目の敷地内破砕帯調査(2日目)が行われた。今回の調査では、前回よりも活断層の可能性は薄まった印象があり、関西電力は、前回に較べて、「多少は理解が得られているかと思う」と感想を述べた。原子力規制委員会の島﨑邦彦委員長代理は、今回の追加調査にあたって、「データが揃えば、調査団の5人全員の意見が揃うはず」としていたが、「データが多過ぎて、敦賀よりも難しい」とした。


大飯発電所の敷地内破砕帯調査(第2回1日目) 2012.12.28

記事公開日:2012.12.28取材地: テキスト動画

 2012年12月28日(金)、福井県大飯郡おおい町の大飯発電所にて、原子力規制委員会による、第二回目の敷地内破砕帯調査(1日目)が行われた。関西電力が、地すべりによるものと主張する、台場浜トレンチのずれ、破砕部が、なぜ生じたかについて、専門家の意見は一致しなかった。調査にあたった、渡辺満久氏、重松紀生氏、廣内大助氏、そして原子力規制委員会の島﨑邦彦委員長代理は「関電の主張には納得しかねる」との見解を示した。しかし、岡田篤正氏だけは「地すべりの可能性が高い」と示唆した。


敦賀発電所の敷地内破砕帯に係る現地調査(2日目) 2012.12.2

記事公開日:2012.12.2取材地: 動画

 2012年12月2日(日)、前日に引き続き、福井県敦賀市の敦賀原発(日本原子力発電株式会社 敦賀発電所)で原子力規制委員会の調査メンバーによる敷地内破砕帯に係る現地調査が行われた。