2014年8月31日(日)、福井県は関西電力高浜原子力発電所の過酷事故を想定した原子力総合防災訓練を行った。高浜原発の全交流電源喪失と補助給水系機能喪失によって炉心損傷が起こり放射性物質が漏洩したという想定の元、地域防災計画に基づき事業者・県・30キロメートル圏 (UPZ) 内外の自治体や住民などが参加し行われた。
IWJ福井では、高浜原発から32キロで、圏外の防災拠点となる若狭町上中庁舎、28キロの小浜市の明通寺、6キロ余りの高浜オフサイトセンター(福井高浜原子力防災センター)などで防災訓練の模様を取材した。
0分~ 若狭町上中庁舎/16分~ 小浜市明通寺/36分~ 小浜市松永小学校/1時間9分~ 若狭町上中庁舎/2時間26分~ 高浜原子力防災センター訓練評価・記者会見
- 7時前~ 若狭町上中庁舎の車両スクリーニング機器の設置状況/8時半頃~ 小浜市明通寺にて防災警報の確認とインタビュー/10時頃~ 避難警報の確認、小浜市松永小学校でヨウ素剤の配布、児童達の避難/11時前〜 再び若狭町上中庁舎、避難車両のスクリーニング訓練、車両での一時スクリーニング後、避難者の人体スクリーニング、自衛隊による汚染車両の洗浄
- 12:50頃〜 福井高浜原子力防災センター(オフサイトセンター)の原子力災害現地対策本部にて原子力災害合同対策協議会の訓練評価/合同記者会見
- 日時 2014年8月31日(日)6:45~
- 場所 高浜オフサイトセンター(福井県高浜町)ほか