大飯原発3、4号機再稼働差し止め訴訟判決 大阪高裁へ即時抗告と記者会見 2013.4.26

記事公開日:2013.4.26取材地: 動画

 2013年4月26日(金)、大阪市北区の大阪地方裁判所で、大飯原発3、4号機再稼働差し止め訴訟の即時抗告が行われた。その後、司法記者クラブで、記者会見が開かれた。


【IWJブログ】新規制基準の問題点とは何か? ~「5年猶予問題」について考える緊急クロストーク 2013.4.20

記事公開日:2013.4.20 テキスト

 「これはインチキでしょう!」――8日に行った緊急クロストークの席上で、社民党の福島みずほ党首が、原子力発電所の新規制基準が抜け穴だらけであると厳しく非難した。

 この日、福島党首と後藤政志氏(元東芝 原発設計技術者)、満田夏花氏(FoE Japan)、そしてIWJ代表のジャーナリスト岩上安身を含めた4人が、7月に施行される新規制基準の問題点について、緊急議論を行い、IWJで中継した。ここでは、いわゆる「5年猶予」と呼ばれる問題や、パブリックコメントを無視し続ける規制委員会の対応など、多くの問題が話し合われた。また岩上は、「原発×戦争」という視点から、安全保障上の原発の危険性について、警鐘を鳴らした。


大飯原発3・4号機で初の評価会合 島崎委員、「6月の報告では遅すぎる」 熊川断層を含む3連動の再試算を早期に要求 〜第1回大飯発電所3・4号機の現状に関する評価会合 2013.4.19

記事公開日:2013.4.19取材地: 動画

 関西電力は18日、大飯原発3・4号機が「新基準に適合する」とした報告書を原子力規制委員会に提出。本日19日、大飯2機の適合性を議論する会合が初めて開かれた。

 主要な論点となったのは大きく2点。

 大飯原発敷地周辺を走る3つの断層の連動性と、緊急時の対策所となる仮施設についてである。

 関電は、熊川断層と周辺を走るFO-A、FO-B断層との連動性については、過去のストレステストで検証済みとし、より詳細な報告は6月に行う方針を示したが、島崎委員がこれに反論。これまでの「念のため」の試算ではなく、3連動を前提にした現実的な試算結果を要求。十分な検証時間を取るためにも、6月を待たず、優先的事案として早期に取り組むよう念を押した。

 緊急時の対策所となる免震事務棟の代替施設については、3,4号機中央制御室横の会議室の運用を見込んでいる関電に対し、更田委員は、「緊急時に3,4号機近くに指揮所を置くのは非現実的ではないか」と疑問を呈し、対応策の再検討を求めた。

 より詳細な報告を求めた他の項目についても、速やかな提出を要請。5月からは週一回のペースで会合が開かれるが、評価過程には現地調査も含まれる。適合結果は6月末をめどに取りまとめられる予定だ。


大飯原発、運転継続〜現状評価は6月下旬を目処に判断―第3回原子力規制委員会 2013.4.17

記事公開日:2013.4.17取材地: 動画

 現在、唯一稼働中である大飯原発3・4号機について、現状評価が6月下旬を目処にとりまとめられることから、現状の運転は継続することが2013年4月17日(水)、東京都港区の原子力規制庁舎で行われた第3回原子力規制委員会で明らかになった。この現状評価にあたっては、地震・津波などに関する事項を島崎委員、プラントに関する事項を更田委員が担当し、原子力規制庁が事務局を務める。

 初回の評価会合は4月19日に行われる見通しで、評価における判断は「基本的には原子力規制委員会と規制庁がする、必要に応じて外部専門家の意見も得る」とした。さらに、この評価会合は一般傍聴及びネット中継で公開するとし、資料も原則公開。事業者に対するヒアリングも議事概要と資料を原則公開することが発表された。

 また、田中委員長は評価における責任の所在が分からなくなることを懸念して、「従来のように外部専門家に任せ過ぎては、本当の意味での責任がどこかにいってしまう」と話し、規制委員会が現状評価の責任を持つとの姿勢を示した。


大飯原発3・4号運転停止行政訴訟 第3回法廷・報告会 2013.1.18

記事公開日:2013.1.18取材地: テキスト動画

 2013年1月18日(金)14時45分から、大阪市北区の大阪市中央公会堂(中之島中央公会堂)で、「大飯原発3・4号運転停止行政訴訟 第3回法廷・報告会」が行われた。

 報告会では、原子力規制庁による、大飯原発事故時の放射能拡散予測に基づき、和歌山を含め、すべての原告に原告適格対象であることが説明され、併せて各地域での活動報告が行われた。


大飯発電所の敷地内破砕帯調査(第2回2日目) 2012.12.29

記事公開日:2012.12.29取材地: テキスト動画

 2012年12月29日(土)、福井県大飯郡おおい町の大飯発電所にて、原子力規制委員会による、第二回目の敷地内破砕帯調査(2日目)が行われた。今回の調査では、前回よりも活断層の可能性は薄まった印象があり、関西電力は、前回に較べて、「多少は理解が得られているかと思う」と感想を述べた。原子力規制委員会の島﨑邦彦委員長代理は、今回の追加調査にあたって、「データが揃えば、調査団の5人全員の意見が揃うはず」としていたが、「データが多過ぎて、敦賀よりも難しい」とした。


大飯発電所の敷地内破砕帯調査(第2回1日目) 2012.12.28

記事公開日:2012.12.28取材地: テキスト動画

 2012年12月28日(金)、福井県大飯郡おおい町の大飯発電所にて、原子力規制委員会による、第二回目の敷地内破砕帯調査(1日目)が行われた。関西電力が、地すべりによるものと主張する、台場浜トレンチのずれ、破砕部が、なぜ生じたかについて、専門家の意見は一致しなかった。調査にあたった、渡辺満久氏、重松紀生氏、廣内大助氏、そして原子力規制委員会の島﨑邦彦委員長代理は「関電の主張には納得しかねる」との見解を示した。しかし、岡田篤正氏だけは「地すべりの可能性が高い」と示唆した。


大飯原発活断層問題/規制庁シュミレーション意見交換 2012.12.21

記事公開日:2012.12.21取材地: テキスト動画

 2012年12月21日(金)16時30分から、東京都千代田区の参議院議員会館で、「大飯原発活断層問題/規制庁シュミレーション意見交換会」が行われた。福島みずほ議員は、原子力規制庁担当者に対し、「大飯原発の活断層を指摘する専門家がいる限り、『疑わしきは活断層』とし、原発の稼働は止めるべきだ」と述べ、安全側に立った判断を求めた。


「原子炉の運転を止め、審査を全てやり直すべき」~渡辺満久氏講演会「大飯原子力発電所の現地調査結果と小浜湾内の活断層―海底活断層の活動と変形帯―」 2012.11.23

記事公開日:2012.11.23取材地: テキスト動画

 2012年11月23日(金)18時半、大阪市中央区のエル・おおさか(大阪府立労働センター)において、東洋大学教授の渡辺満久氏による「大飯原子力発電所の現地調査結果と小浜湾内の活断層―海底活断層の活動と変形帯―」と題する講演会が開かれた。


原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2012.11.21

記事公開日:2012.11.21取材地: テキスト動画

 2012年11月21日(水)13時30分より、東京都港区の原子力規制庁で「原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見」が行われた。田中俊一委員長は、新潟県長岡市で自主的にヨウ素剤を配布していることについて、批判的な意見を述べた。記者からは、午前中に開かれた有識者意見交換会の内容に関して、多くの質問が発せられた。また、政権交代後の規制委員会の対応、大飯原発の活断層調査での稼働中止の是非などについても、質疑が行われた。


11・20緊急院内集会 大飯原発の即時停止を~国は安全審査の「手引き」を守るべき 2012.11.20

記事公開日:2012.11.20取材地: テキスト動画

 2012年11月20日(火)17時から、東京都千代田区の参議院議員会館で、「11・20緊急院内集会 大飯原発の即時停止を~国は安全審査の『手引き』を守るべき」が開催された。講師として招かれたのは、変動地形学の専門家、東洋大学の渡辺満久教授。大飯原発敷地内破砕帯調査メンバーの一人である渡辺教授は、「調査にあたった有識者会合は、学術的に真理を追求することが目的ではない」とし、再稼働の前提となった安全性に疑問が生じた今、原子炉を停止し、安全性を十分に確認するべきであるとの見解を示した。


「メンバー全員が活断層の可能性を否定出来なかった」!原子力規制委有識者として大飯原発敷地内破砕帯調査に参加した渡辺満久教授が証言! 岩上安身によるインタビュー 第251回 ゲスト 東洋大学 渡辺満久教授 2012.11.13

記事公開日:2012.11.13取材地: テキスト動画独自

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 2012年11月13日(火)、東京都文京区の東洋大学白山キャンパス内研究室で、渡辺満久教授のインタビューを、岩上安身が行った。変動地形学の専門家としての観点から、大飯原発下だけでなく、全国各地の原発敷地内に存在するといわれる活断層について、話をうかがった。


大飯発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合 第2回評価会合 2012.11.7

記事公開日:2012.11.7取材地: 動画

 2012年11月7日(水)、東京都港区の原子力規制庁舎で、「大飯発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合 第2回評価会合」が行われた。


大飯発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合 評価会合 2012.11.4

記事公開日:2012.11.4取材地: 動画

 2012年11月4日(日)、東京都千代田区の環境省において原子力規制委員会による「大飯発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合 評価会合」が行われた。


大飯発電所の敷地内破砕帯調査(第1回) 2012.11.2

記事公開日:2012.11.2取材地: 動画

 2012年11月2日(金)、福井県大飯郡の関西電力(株)大飯発電所で、原子力規制委員会による大飯発電所の敷地内破砕帯調査(第1回)が行われた。


IWJ第二期期末のご挨拶(「IWJ通信」11月2日号 巻頭言より) 2012.11.2

記事公開日:2012.11.2 テキスト

 IWJの期末は10月末日。第二期の期末をどうにか迎えることができました。日頃から応援してくださる会員・サポーターの皆様のおかげです。心から感謝申し上げます。

 今週もツイッターでつぶやいた<日記>をベースに加筆するなどして、この週刊IWJ通信の巻頭言とさせて頂きます。IWJ第二期の終わりと、第三期の始まりを、息遣いも含めて、お感じいただければと思います。


大飯発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合 事前会合 2012.10.23

記事公開日:2012.10.23取材地: 動画

 2012年10月23日(火)、東京都港区の原子力規制委員会庁舎で、「大飯発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合 事前会合」が行われた。


原子力規制庁 定例会見 2012.10.19

記事公開日:2012.10.19取材地: 動画

 2012年10月19日(金)、東京都港区の原子力規制庁で、定例会見(14:00~、37’)が行われた。

 原子力規制庁は、17日、「特定原子力施設への指定に際し東京電力株式会社福島第一原子力発電所に対して求める措置を講ずべき事項について(案)」に対する意見募集として、パブリックコメントを開始した。


原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2012.10.17

記事公開日:2012.10.17取材地: テキスト動画

 2012年10月17日(水)、東京都港区の原子力規制庁舎で、「原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見」が行われた。

 この日の会見には島崎邦彦委員も出席し、田中委員長と共に記者からの質問に答えた。新たに策定する災害対策指針や大飯発電所の破砕帯調査についてなど、約1時間40分にわたって質疑が行われた。


第5回原子力規制委員会 2012.10.17

記事公開日:2012.10.17取材地: テキスト動画

 2012年10月17日(水)、東京都港区の原子力規制庁舎で、「第5回 原子力規制委員会」が行われた。今回の議題は以下の5つで、原子力規制庁の担当者がそれぞれ説明を行った。冒頭、11月2日に予定されている大飯発電所敷地内の破砕帯調査を行う有識者が発表された。