原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2012.11.21

記事公開日:2012.11.21取材地: テキスト動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

(IWJテキストスタッフ・関根かんじ/奥松)

 2012年11月21日(水)13時30分より、東京都港区の原子力規制庁で「原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見」が行われた。田中俊一委員長は、新潟県長岡市で自主的にヨウ素剤を配布していることについて、批判的な意見を述べた。記者からは、午前中に開かれた有識者意見交換会の内容に関して、多くの質問が発せられた。また、政権交代後の規制委員会の対応、大飯原発の活断層調査での稼働中止の是非などについても、質疑が行われた。

■ハイライト

  • 日時 2012年11月21日(水)13:30~
  • 場所 原子力規制庁(東京都港区)
  • 配布資料

 冒頭で、田中俊一委員長は有識者の意見について、「柳田邦男氏が『少し改革の匂いがする』と言っていた。そこは大事にしたい。また、文化論についても発言があったが、いろいろな捉え方があるし、そういった意見を咀嚼して規制に活かしていきたい」と話した。また、「新潟県長岡市が、自主的に住民へヨウ素剤を配布、というニュースをNHKで放送していた。福島での反省があることは理解できるが、ヨウ素剤の効果や副作用などは、難しい問題もあり、何かトラブルがあっても困る。その点は慎重に対応してもらいたい」と述べ、自治体の判断によるヨウ素剤配布に苦言を呈した。また、「東通原発の破砕帯調査について、現地調査が遅れることを了承願いたい」とした。

(…会員ページにつづく)

アーカイブの全編は、下記会員ページまたは単品購入より御覧になれます。

一般・サポート 新規会員登録単品購入 330円 (会員以外)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です