2012年10月17日(水)、東京都港区の原子力規制庁舎で、「原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見」が行われた。
この日の会見には島崎邦彦委員も出席し、田中委員長と共に記者からの質問に答えた。新たに策定する災害対策指針や大飯発電所の破砕帯調査についてなど、約1時間40分にわたって質疑が行われた。
(IWJ・大西)
2012年10月17日(水)、東京都港区の原子力規制庁舎で、「原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見」が行われた。
この日の会見には島崎邦彦委員も出席し、田中委員長と共に記者からの質問に答えた。新たに策定する災害対策指針や大飯発電所の破砕帯調査についてなど、約1時間40分にわたって質疑が行われた。
■ハイライト
冒頭、田中委員長は新しい原子力災害対策指針への意見を求められた。この日の午前中に行われた第5回原子力規制委員会では、福島県の生活環境部長である荒竹氏が、震災時に現行の指針に基づいて県が行った初動対応についての課題を数多く指摘した。それらの指摘に対して、田中委員長は「防災というより、災害を受けている状況をどう組み込んでいくかが大事。自治体にも話をして、要望をよく聞いて(地域防災)計画に反映できるような指針をつくる」と述べた。
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