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新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会 2012.8.24
2012年8月24日(金)、新潟県自治会館講堂(新潟市中央区)で、「新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会」が行われた。新潟県・原子力安全対策課の主催によるもので、今年7月に閉会した国会福島原子力発電所事故調査委員会の報告書についての説明がなされ、田中三彦元委員(科学ジャーナリスト)、野村修也元委員(中央大学法科大学院教授)が出席した。
野村委員は「国会事故調のヒアリングで東京電力の勝俣会長は『全交流電源喪失対策は、やろうと思えば簡単にできた。やらなかったのは、津波が来ない、と科学的に論証されたから』と言った。そこで多くの科学者が思考停止したのは不思議。津波以外の事象による可能性なども含め、その先どういう対策を講じたら良いのか、議論された形跡もない。」などと、安全管理のあり方を厳しく批判した。
金曜日抗議行動 in 高崎 2012.8.24
2012年8月24日(金)、高崎駅西口で行われた「金曜日抗議行動 in 高崎」の模様。東京電力の西澤俊夫社長は、6月27日の株主総会で、新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所の再稼働を明言した。群馬県にとって、同原発からの距離は事故を起こした福島第一原発よりも近く、再稼働に関して不安視する声も多い。首相官邸前の脱原発行動に連動して、原発なくそう群馬の主催により、高崎市でも毎週金曜日、抗議行動が行われている。「(原発に関して)沈黙は賛成を意味する」として、40~50人の参加者が集まり、「再稼働反対」などのシュプレヒコールをあげた。
第13回 国会エネルギー調査会(準備会)「全原発の直下活断層再点検と国民的議論の取りまとめを検証」 2012.8.23
2012年8月23日(木)、東京都千代田区の衆議院第一議員会館において、「第13回 国会エネルギー調査会(準備会)『全原発の直下活断層再点検と国民的議論の取りまとめを検証』」が開催された。この会合は、資源エネルギー庁が設置した、総合資源エネルギー調査会基本問題委員会のメンバーらが運営する自主的分科会と、超党派の国会議員らで構成する原発ゼロの会が共同で開催しているものである。福島第一原発事故を契機に、さまざまな問題が顕在化した我が国のエネルギー政策を見直すべく議論を重ね、エネルギー調査会を国会に設置することを求めている。13回目となる今回の会合では、原発の直下に存在する可能性が指摘されている活断層の再点検状況と、将来における原発比率の国民的議論の取りまとめ状況について検証した。
再稼働阻止・全国相談会 in 愛媛 2012.8.19
2012年8月19日(日)、松山ユースホステル 会議室で行われた、「再稼働阻止・全国相談会 in 愛媛」の模様。
大飯原発3・4号機再稼働に続いて、伊方原発、泊原発をはじめ全国の原発の再稼働への動きが加速している。今年7月15日には東京中央区で、5団体(再稼働反対・全国アクション、反原発自治体議員・市民連盟、経産省前テントひろば、ストップ再稼働現地アクション、たんぽぽ舎)の呼びかけで再稼働阻止・全国相談会が開かれた。そこでは全国的な運動の連携強化の必要性が確認され、再稼働阻止全国ネットをつくろう、との機運が高まる。今回はその具体化のために、伊方原発のお膝元である愛媛・松山で、全国相談会が開催される運びとなった。
原子力ムラからNO!専門家からの警告 2012.8.18
2012年8月18日(土)、茨城県那珂郡東海村中丸コミュニティセンターで、「原子力ムラからNO!専門家からの警告」が行われた。
「たとえ数千年に一度の天災であっても、広範な放射能汚染で国を危機に陥れるようなものは運転すべきではない。」これは脱原発団体の声明ではなく、原子力ムラ内部といってもよい、日本原子力研究開発機構労働組合(原研労組)中央執行委員会から、今年4月18日に出された声明文。(声明:拙速な原発運転再開に反対する)
東京電力 臨時 記者会見 2012.8.14
2012年8月14日(火)、東京電力本社で、臨時の東電会見が行われた。
東電の福島第一原発で14日、4号機タービン建屋内において汚染水の水たまりが発見された。また、セシウム吸着塔仮保管施設では、建屋の換気用ポンプから白煙がのぼり消し止められた。同社広報部部長の寺澤徹哉氏は、これら原因を調査すると述べた。