2012年8月20日(月)、東京電力本社で、東電会見が行われた。
原子力・立地本部長代理の松本純一氏は、東電福島第一原発事故の収束作業における下請け従業員の警報付きポケット線量計(APD)不正使用に係る放射線管理の報告書に対する評価を保安院から受け取ったと話した。
(寺下)
2012年8月20日(月)、東京電力本社で、東電会見が行われた。
原子力・立地本部長代理の松本純一氏は、東電福島第一原発事故の収束作業における下請け従業員の警報付きポケット線量計(APD)不正使用に係る放射線管理の報告書に対する評価を保安院から受け取ったと話した。
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保安院の評価を受け松本本部長代理は、時間のかかる対応もあることを理由に、具体的な対応の内容やその時期について明言を避けた。線量計の不祥事は、今月に入って5件の紛失、付け忘れ、未装着などが起こっている。
保安院が東電に対して指示した本日付けの再発防止策は、スケジュールがあいまいで罰則規定もない。呼応するかのような東電の態度といい、今後も被爆線量を軽視した原発収束工事を助長する恐れが危惧される。
以下、東京電力ホームページ 東日本大震災後の福島第一・第二原子力発電所の状況よりリンク表示
<2012年8月20日>
・福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(午後3時00分現在)
・福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 92.3KB)