2012年8月13日（月）、東京電力本社で、東電会見が行われた。

　警報付ポケット線量計（ＡＰＤ）不正使用に関する対策について原子力・立地本部長代理の松本純一氏は、作業前の抜き打ち確認などについて詳細を説明した。

• 日時 2012年8月13日（月）18:00～
• 場所 東京電力本社（東京都千代田区）

　主に警報付ポケット線量計（ＡＰＤ）不正使用に関する対策について質問が集中し、原子力・立地本部長代理の松本純一氏は、作業前の抜き打ち確認などについて詳細を説明した。

　そもそもこのような不正の原因は、被曝管理に対する軽視と、幾層もの請負構造による工賃搾取にある。

　これまで抜本的な対策を施さなかった国や東電には大きな責任があり、これらを許さぬ国民の注視が必要といえる。今後、数十年に渡る事故収束を進めるためにも、線量限度を超え場合の就業先確保や健康被害が生じた場合の補償など、作業員の安定した雇用体制を整備することが急務といえる。

・福島第一原子力発電所における下請企業従業員における警報付ポケット線量計（ＡＰＤ）不正使用に関する経済産業省原子力安全・保安院への報告について

以下、東京電力ホームページ 東日本大震災後の福島第一・第二原子力発電所の状況よりリンク表示

＜2012年8月13日＞
・福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ（午後３時00分現在）

・福島第二原子力発電所プラント状況等のお知らせ

・福島第一原子力発電所の状況（記者会見資料）（PDF 93.0KB）

・ 福島第一　タービン建屋地下階　溜まり水の核種分析結果（PDF 7.75KB）

・福島第一原子力発電所１～４号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書（その２）（改訂２）の変更ならびに補正および（その３）（改訂）の変更について

・宮城県丸森町における自主的避難等に係る損害賠償の開始について

・旧緊急時避難準備区域等における精神的損害に係る賠償について

・当社原子力発電所の点検周期を超過した機器における保安規定違反に関する根本原因と再発防止対策の中間報告について

・柏崎刈羽原子力発電所における長期停止中プラントの計測制御設備の保守管理不備に係る保安規定違反に関する直接原因および根本原因と再発防止対策の中間報告について

・柏崎刈羽原子力発電所５号機における保安規定違反の原因と対策に関する経済産業省原子力安全・保安院への報告について