東京電力 記者会見

記事公開日:2012.8.17
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(寺下)

 2012年8月17日(金)、東京電力本社で、東電会見が行われた。17日午前、東電の福島第一原発の淡水化装置(逆浸透膜式)から漏えいした問題について、原子力・立地本部長代理の松本純一氏がその概要を示し、原子炉の冷却には直接の影響が無いことを説明した。また昨日16日、同原発構内における収束作業の作業員が線量計(PD)を紛失した問題で松本本部長代理は、2日間に渡って捜索したが発見には至らず、捜索を断念すると述べた。

■全編動画

  • 日時 2012年8月17日(金)18:00~
  • 場所 東京電力本社(東京都千代田区)

 今回の水漏れは、破損した圧力容器や炉心あたりの冷却を目的に注入した循環冷却水が高濃度の汚染水となり、その後、放射性物質除去装置で除染処理された水。これら塩分を含む除染後の冷却水は、塩分を除去する淡水化装置で処理されるが、今回の水漏れは、この淡水化装置のステンレス製配管の継ぎ手(つなぎ目)あたりの破損が原因とみられる。破損の詳しい状況や原因は不明。

 以下、東京電力ホームページ 東日本大震災後の福島第一・第二原子力発電所の状況よりリンク表示

<2012年8月17日>
福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(午後3時00分現在)

福島第二原子力発電所プラント状況等のお知らせ

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 81.1KB)

淡水化装置(逆浸透膜式)3からの漏えいについて(PDF 83.9KB)

福島第一原子力発電所4号機タービン建屋内における滞留水移送ラインからの漏水に関わる指示文書の受領について

「淡水化装置(逆浸透膜式)3からの漏えいについて」
 

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