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第21回 発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会 2012.8.10
IWJ特集 ストレステスト意見聴取会
2012年8月10日、第21回となるストレステスト意見聴取会が、経産省別館で開かれた。
保安院は、福井県・高浜原発について審査結果をまとめまたものの、津波対策の未熟さなどから、妥当かどうかの判断を、原子力規制委員会に引き継ぐこととした。
高浜原発の敷地は低く、大津波が来た場合、船などの漂流物が敷地中まで運ばれ、事故対応の妨げになる可能性があるという。
また、石川県・志賀原発2号機と青森県・東通原発1号機についても審議が行われたが、地震・津波対策における課題は多く、審査は継続する形となった。
保安院による福島第一原子力発電所に対する保安検査結果(速報) 2012.8.10
2012年8月10日(金)、経済産業省別館で、原子力安全・保安院会見が行われた。
東京電力福島第一原発の収束作業において、作業員の線量計つけ忘れが頻発していることに関して保安院は、来週を目処に対応したいと述べた。本件に関して保安院は東電に対して、今月13日までに報告するよう指示した。
福井県原子力安全対策課による『大飯原発敷地内を走る破砕帯の再調査に関する再回答 2012.8.8
2012年8月8日(水)、福井県庁で、「福井県原子力安全対策課による『大飯原発敷地内を走る破砕帯の再調査に関する再回答」が行われた。
7/1に再稼働したばかりの大飯原発敷地内に、破砕帯の存在の可能性が指摘されていることについて、市民たちは「専門家の指摘を加味し、県民の安全を確保するため、せめて立ち会いをお願いする、ということはできないか?」と県に申し入れた。対応した福井県原子力安全対策課 課長は「それはできない。今回の計画というのは国が事業者に指示し、国が計画してるもの。評価の結果を聞き、データは出してもらうが、経過過程まで我々は関与しない。」と一点張りで、話し合いは平行線をたどった。
第20回 発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会 2012.8.8
IWJ特集 ストレステスト意見聴取会
8月8日、経産省で、第20回となる発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会」が開催された。
この日の聴取会で、保安院は、泊原発1、2号機、川内原発1、2号機のストレステスト1次評価の審査結果を示した。北海道電力・泊原発では、福島第1原発事故を踏まえ、地震、津波対策が強化されたとするも、浸水対策などの課題も残っているとの指摘も上がった。保安院はまもなく廃止となり、審査が十分なものにならない可能性が高く、最終的な評価は見送りとなり、原子力規制委員会に引き継がれる予定である。
第33回 原子力委員会 2012.8.8
2012年8月8日(水)、中央合同庁舎4号館で行われた「第33回 原子力委員会」の模様。議題は(1)東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会最終報告について[東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会事務局](2)その他。
北海道電力川合克彦社長 記者会見 2012.7.31
2012年7月31日(火)、北海道札幌市で、北海道電力川合克彦社長 記者会見が行われた。
北海道電力が発表した2012年4~6月期連結決算によると、営業損益は前年同期の104億円の黒字から147億円の赤字に転落という、過去最大の赤字を記録した。原因は、泊原発の全3基の運転停止で燃料費が大幅に増えたこととしている。
川合克彦社長は電気料金値上げの可能性に初めて言及し、またこのまま停止が続けば、深刻な電力不足に陥りかねないとする今冬の電力需給見通しを公表した。
枝野幸男経済産業大臣 定例会見 2012.7.31
2012年7月31日(火)、経済産業省本館で、枝野幸男経済産業大臣 定例会見が行われた。