2012年8月3日(金)、東京電力本店で、東電会見が行われた。
原子力・立地本部長代理の松本純一氏は、福島第二原発における復旧計画の進捗状況について説明した。水没した1号機発電機の新設も整い、原発の再起動準備を前のめりに進めている印象。
2012年8月3日(金)、東京電力本店で、東電会見が行われた。
原子力・立地本部長代理の松本純一氏は、福島第二原発における復旧計画の進捗状況について説明した。水没した1号機発電機の新設も整い、原発の再起動準備を前のめりに進めている印象。
■全編動画
・「福島第二原子力発電所復旧計画の進捗状況について(平成24年7月)(PDF 159MB)」
鉛カバーを線量計に装着することで福島第一原発での作業に伴う被爆線量を低減させていた事件に続き、今回も同じ元請けの東京エネシスの下請け作業員が線量計(APD)を装備せずに同原発で作業したという事件が発覚した。
同様の事件が頻発する原因は発注元の東電の管理方法や再発防止方法に問題があるのではないのかという記者の質問に対して松本 本部長代理は、東電の責任など明確な回答をさけた。これらの事案以前にも同様の労働違反が繰り返された疑惑が強まる。
広報部課長の長谷川和弘氏は、8月6日から報道に供じる動画の内訳を説明した。プラント操作や爆発のシーンなどは約40分、全員退避に関するやり取りは約7分、菅直人前総理(音声なし)は約38分、都合約1時間半ほどに編集されている様子。大半は音声の無い映像で、その経緯は事前説明会にて改めて説明する。
以下、東京電力ホームページ 東日本大震災後の福島第一・第二原子力発電所の状況よりリンク表示
・福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(午後3時00分現在)
・福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料) (PDF 105KB)