2013年7月4日(木)10時40分から、「日本維新の会 石原慎太郎共同代表 街頭演説」が行なわれた。参議院議員選挙公示日であるこの日、石原慎太郎氏は、東京都千代田区のJR有楽町駅イトシア前にて第一声を上げ、改憲や官僚改革などに強い意欲を示した。
(IWJテキストスタッフ・松田/奥松)
2013年7月4日(木)10時40分から、「日本維新の会 石原慎太郎共同代表 街頭演説」が行なわれた。参議院議員選挙公示日であるこの日、石原慎太郎氏は、東京都千代田区のJR有楽町駅イトシア前にて第一声を上げ、改憲や官僚改革などに強い意欲を示した。
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石原氏は、冒頭から歴史解説を披露しながら、「われわれがやろうとしている維新とは、エジプトのような流血のない、静かな革命。言葉は悪いが、男の機能を持ちながら、それを発揮できないのが、この国の状態。画期的だった明治維新のように、丸ごと日本を変えなければだめだ」と持論を展開した。
財政運営との関連で、国の決算を会計検査院に委ねることを定めた憲法第90条を問題視し、「これは、官僚がチェックしている状態。税金の無駄遣いがまかり通っている」と、官僚改革の一環として改憲の必要性を訴えた。
日本維新の会共同代表・橋下徹氏の、慰安婦問題に関する発言については、「河野(談話)が頑として、国家が行ったということに固執したが、実際は商売人のやったこと。彼(橋下氏)は、そのことを言っただけ」と擁護。橋下氏との不仲説も「絶対にそんなことはない」と否定した。
また、現行憲法について、語法からおかしいと批判し、「この憲法は間違いだらけ。9条のせいで、自国民を守るという、国家としての当たり前のこともできない。このままではシナの属国になる。日本を第2のチベットにしてはならない」とまくし立てた。