自由民主党 安倍晋三総裁 街頭演説 2013.7.4

記事公開日:2013.7.4取材地: テキスト動画
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(IWJテキストスタッフ・荒瀬/奥松)

 2013年7月4日(木)9時から、福島県福島市の福島駅前で「自由民主党 安倍晋三総裁 街頭演説」が行われた。自由民主党総裁の安倍晋三氏は、第23回参議院選挙の公示日に、東日本大震災とその後の原発事故によって大きな被害を受けた福島で、選挙戦の第一声を上げた。

■全編動画
※安倍総理の演説は27分00秒から

  • 日時 2013年7月4日(木)9:00~
  • 場所 福島駅前(福島県福島市)
  • 政党ページ 自由民主党

 冒頭、安倍氏は、昨年の衆議院選挙の際にも、福島で第一声を上げたことに触れ、「『福島では時計の針が止まったようだ』『復興が進んでいかない』『生活をなんとかしてくれ』という福島の声に押され、自民党は政権に復帰した。いまだに多くの人が仮設住宅で困難な生活を強いられており、福島第一原発の事故により、なかなか復興が進んでいかない。われわれ自由民主党は、原発の安全神話に寄りかかりながら、原発政策を推進してきたことを反省しなければならない。だからこそ、われわれには復興を加速化していく責任がある」と話した。

 また、自民党政権下における日本の経済環境について、「強い経済を取り戻すために、3本の矢の政策でデフレを脱却し、いきすぎた円高を是正し、地域を豊かにする政策を行なってきた。昨年7月、8月、9月のGDPはマイナス3.6%だった。今年の1月、2月、3月のGDPはプラス4.1%になり、マイナスからプラスになった。間違いなく日本経済はよくなった。空気が大きく変わった」と述べた。

 国民の所得について、安倍氏は「われわれは、10年間で、1人あたりの総所得を150万円増やしていくことを約束する。1970年代、80年代に、日本ができていたことを、今の私たちが、どうしてできないのか。やるか、やらないかである。もう一度、世界一を目指していく。世界の真ん中で活躍する日本を作っていく」と述べて、日本経済を強化していくことをアピールした。

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