「選挙をフェスにする」~選挙ムーブメントのカタチを体現できるパーティー『三宅洋平・マツリゴト・ファンディングパーティー』開催 ~トークゲストに岩上安身が登壇 2013.5.21

記事公開日:2013.5.21取材地: テキスト動画
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(IWJテキストスタッフ・富山/奥松)

特集 TPP問題
※岩上安身と三宅洋平氏のトーク部分の全文文字起こしを会員ページに掲載しました

 2013年5月21日(火)19時30分から、東京都渋谷区のseco barにて、ミュージシャンであり、次期参議院選挙への立候補を表明した三宅洋平氏が、『三宅洋平・マツリゴト・ファンディングパーティー』と題した、選挙資金を募るためのイベントが開催した。トークゲストとして招かれた岩上安身は、ISD条項、ラチェット規定、NVC条項、スナップバック条項など、TPPには多くの毒素条項や不平等・差別的な条項が仕組まれている事実を述べた。また、日米関係に関しては、戦争と原発の話を軸に、統合エアシーバトル構想、憲法改正問題にも言及した。三宅氏は「僕たちは、情報を共有して、賢くならなければならない。そして、それを楽しく、エンターテインメントにしたい」と意気込みを語った。

■ハイライト

  • 出演 三宅洋平氏、cro-magnon氏(ライブ)、山本太郎氏(トークゲスト)、岩上安身(トークゲスト/テーマ:TPPとアメリカ)ほか、応援アーティスト多数

 前半のライブ後に行われた、三宅氏と山本太郎氏とのトークでは、昨年の衆院選に出馬するに至った山本氏の想いが語られ、出馬に必要な供託金として、参院選比例区では600万円が必要になる点を問題視した。それを受けて三宅氏は、「600万円用意できないと立候補できないシステムというのは、金持ちしか立候補できないことを意味する。お金の有無は、その人が怠けているという話とは関係ないし、人生の最優先順位をお金としない人はたくさんいる。供託金のシステムでは、どうしても意見が偏ってしまう」と指摘した。

 また、三宅氏は参院選に立候補した動機を話す中で、食の安全を脇に追いやり、軍事予算に莫大な金をつぎ込んでいる、現在の政治状況を危惧し、「僕らは、税金を収めているにもかかわらず、政治に対して何も抑止力を持たない。そして、居酒屋で愚痴りながら、皆が政治から離れていってしまう現状がある。それを変えたいと思い、陳情や誓願、院内交渉、デモなどをやってきたが、全部ダメだった。最後に残された選択が、立候補することだった。今の日本の政治家、経済人に足りないのは、個人の人生の質をリスペクトする気持ちである。僕は、その気持ちから出発したい。ひとりの子が甲状腺がんになるということは、100万人が戦争で死ぬのと同じ重さなんだという意識を、もっと社会に問わないといけない。こういう国を創っていきたいという雛形を、皆で話し合っていきたい」と語った。

 続いて、三宅氏が「3.11以降、もっとも信頼しているメディア」と語るIWJから、ゲストとして招かれた岩上安身が登場。「TPPとアメリカ」について解説した。岩上はTPPの問題点として、「国が負うべき社会保障を最小限にし、グローバル企業の力が強まる仕組み。本来は最上位に位置する国家の、さらに上に企業がある、という枠組みが形成されること」と述べた。そして、竹中平蔵氏も名を連ねる、政府の産業競争力会議で、自民党の成長戦略として、法人税減税の一方、医療費の自己負担率を3割から7割に引き上げようとしていることや、正社員を解雇しやすくする政策が話し合われていることを指摘した。また、米韓FTAで結ばれたラチェット規定やスナップバック条項、NVC条項という、徹底的にアメリカ側に有利に働く不平等条項を紹介し、米韓FTAがTPPの先行モデルであることから、その危険性を示唆した。日米関係については、日本を戦場に想定した、米軍の対中国戦略、統合エアシーバトル構想について触れ、「戦争の火ぶたが切られれば、まず在日米軍基地が狙われる。しかし、海上自衛隊の研究論文を読むと、原発のリスクが一切考えられていない。これは、原発の存在しない日本を想定しているもので、到底考えられない欠陥である」と懸念を表明した。

 岩上の話を受けて、三宅氏は「TPPは商売原理としては正しいが、商売原理で世の中を回して良いのか、という話をしないといけない。今、正に、TPPによって経済的な戦争を仕掛けられているが、われわれ国民側に、その自覚がないのは問題だ。また、実際の戦争も遠い話ではない。自民党政権が、(TPPに)どういう心情で取り組んでいるのかわからないし、金のためだけに、そんなことができるのか、理解できないが、国防軍など、自民党が行なおうとしていることは、はっきりしている。われわれは、政治家に対して、もっとわかりやすく説明しろと言うのではなく、理解できる賢さを自ら身につけ、共有していくことが大切である。僕は、戦争ゼロの世界を目指している。世界から軍需産業をなくすために、どうするべきか、皆で学んでいきたい」と述べた。

 民主党前参議院議員、喜納昌吉氏の元秘書である岡田哲扶氏は、喜納氏が政界に進出した経緯を説明し、「選挙は、ポスターなどがダサいだけで、本来は音楽フェスのオーガナイズと一緒。もう一回、ミュージシャンが政治の世界に入ることで、化学反応が起こせるんじゃないかという想いで、洋平君に声をかけた」と述べた。三宅氏は「人が政治に注目しないことに対して、政治家はもっと反省するべきである。震災後、音楽や文化の力の大きさに改めて気づいた。もう、『政治ダサいし、関係ないや』とは言っていられない。皆からのお金が集まってきて、お金の見方が変化した。お金は使い途が重要である。皆がちょっとずつお金を出し合って、できることはたくさんある」と語った。

 また、ミュージシャンのDELI氏や元農林水産大臣の山田正彦氏、緑の党共同代表すぐろ奈緒氏が駆けつけ、応援メッセージを送った。三宅氏は「嘘が前提の世の中を変えていきたい。まして、政治家に裏表があってはいけない。政治をプロ野球やサッカーより面白いものにしていきたい」と語った。

岩上安身と三宅洋平氏のトーク全文文字起こし

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