パブコメに対する規制庁の対応に怒り心頭 ~セミナー「みんなで学ぼう!原発・新規制基準案のパブコメのポイント」 2013.4.24

記事公開日:2013.4.24取材地: テキスト動画
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 「パブコメには頭にきている。ふざけるな!」元東芝技術者でストレステスト意見聴取会委員の後藤政志氏は怒りを露わにした。怒りの理由はパブコメに対する規制庁の対応にある。

 2013年4月24日(水)、地球環境パートナーシッププラザにて「みんなで学ぼう!原発・新規制基準案のパブコメのポイント」が行われた。

 フクロウの会の阪上氏や、後藤氏らが、パブリックコメントの作例のポイントを説明した。規制庁の回答資料は約3400ページに及び、大部分が一般人には理解の難しい専門用語や法令で説明されていた。これについて後藤氏は「こんな形で出すのは失礼極まりない」と述べ、会場からは賛同の拍手が起きた。

■ハイライト

  • 講師 阪上武氏(原子力規制を監視する市民の会、福島老朽原発を考える会)、後藤政志氏(元東芝技術者、ストレステスト意見聴取会委員)、青木秀樹氏(弁護士)
  • 主催 原子力規制を監視する市民の会(告知

 原子力規制庁の動きを監視し、厳しく規制を行うよう働き掛ける市民団体・原子力規制を監視する市民の会が主催する集会が行われ、新規性基準案の行方に関心を持つ多くの市民が集った。

 原子力規制を監視する市民の会では、参加者と共に勉強を続け、規制庁に多くのパブリックコメントを提出したが、FoE JAPANの満田氏は「どれも我々が求めたような回答ではなく、厳しいパブコメほどスルーされている印象」と今回の結果を振り返った。

(…会員ページにつづく)

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