「原発新安全基準、パブコメ4379件 規制委が取りまとめへ」 〜平成25年度 第1回原子力規制委員会 2013.4.3

記事公開日:2013.4.3取材地: テキスト動画
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(IWJテキストスタッフ・富山/奥松)

 2013年4月3日(水)10時30分から、原子力規制委員会会議室Aにて、今年度第1回目の原子力規制委員会が行われた。規制委員会は集まったパブリックコメントに対して、応答しまとめたものを発表した。新安全基準骨子案に対して集まったパブリックコメントは4379件だったが、骨子案に大きな変更はなかった。また、田中委員長は「今まで『安全基準』と呼ばれてきた基準を、言葉の意味を考え『規制基準』としたい」と提案、変更が決まった。また、「議題のひとつの『安全目標』は、今回で4回目の議論となるため、次回に一度まとめたものを発表する」とした。

■全編動画

  • 日時 2013年4月3日(火)10:30~
  • 場所 原子力規制庁(東京都港区)

 最初の議題である「東京電力福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則及び原子力規制委員会告示の制定等」については、金城福島第一原発事故対策室長から、パブリックコメントの結果を踏まえた説明がされた。続いて、事故報告の運用内規について、古金谷原子力防災課事故対処室長は「今後、認可される実施計画の定める未臨界監視に係る短半減期核種の放射能濃度が制限値を超えた時を対象にする点、安全上重要な機器以外に、福島に特別に設置されている重要施設についても報告の対象とする」とした。また、福島第一原発の実情を考慮し、内規の運用の内容に変更を加える点を解説した。

(…会員ページにつづく)

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