2025年10月27日午後2時より、東京・司法記者クラブにて、一般社団法人ワクチン問題研究会の主催により、「mRNAワクチン接種後の健康被害および腫瘍リスク対策に関する記者会見」が行われた。
会見に関する資料は、ワクチン問題研究会のウェブサイトで公開されている。
- mRNA ワクチン接種後の健康被害および腫瘍リスク対策に関する記者会見(ワクチン問題研究会、2025年10月27日)
質疑応答において、IWJ記者は、2025年10月24日、国会にて行われた高市総理大臣の所信表明演説の内容について、以下の通り質問した。
- 第219回国会における高市内閣総理大臣所信表明演説(首相官邸、2025年10月24日)
IWJ記者「10月24日の所信表明演説で、高市総理は『国民の皆様のいのちと健康を守ることは、重要な安全保障です』との認識を述べられ、また『攻めの予防医療』を徹底していくということも、うたっています。
医療の専門家として、皆さんが、この『安全保障としての医療』と、『攻めの予防医療』について、何か思うことがあればお聞かせください」
この質問に対し、登壇した3名それぞれから、次のような回答があった。
代表理事・福島雅典氏「『攻めの予防医療』というのは何を意味しておっしゃっているのか、あの人の話は全部が全部、定義がはっきりしないんですよ。定義がないまま、言葉遊びをされる。そう言っては失礼かもしれないけど、やっぱり、よろしくない。
つまり、『攻めの(予防)医療』とは、何を念頭に考えているのか。
もしそれが『ワクチン』というのであれば、今回の我々の要望書をきちっと読んだ上で、『生兵法』と言ったらいいと思うけど、こういうふうに、まだよくわかっていないことを、新しい技術をそのまま導入して、『攻めの(予防)医療』と言うのだったら、それは非常にとんまな話で、これも科学の誤用ですよ。
科学を誤用したらいかん。間違った使い方はダメですよ。科学の悪用は、もっといかんですよ。
科学自体はニュートラルですけども、技術にした途端、これは悪にもなり、善にもなる。
はじめは善だと思ったのが、とんでもないことになってしまった(ことのある)でしょう。結局、プラスチックでも海洋汚染になるし、それから、原子力はあんなこと(原発事故)になるしね。
だから、『科学』というものと、『技術』について、ここは科学・技術立国と言うんだけれど、そこについて学術会議としては、『科学』と『技術』が違うんだから、『科学・技術』としなさいと勧告しても、聞く耳をもたないんですよ。今でも『科学技術』なんて言ってる。マスコミも。
これはね、もうその時点でペケです、はっきり言って。
だから、彼女には、そういうことを語る資格はない。何も知らないことを、勝手に勇ましい言葉で、国民を欺いて、変なことをするなよと言いたい。もうはっきり言っとくわ。
高市さんに会ったら、言いたい。あなたね、先制的に医療して、『国民の健康を守る』って、『嘘つけ!』だ。
そんなものは、まだ何も成功してないんですよ。ビタミンDが、ほとんどの国民で不足しているということを、慈恵医大の先生が発表して、ほったらかしじゃないの。
ちゃんと国民の健康を守るのであれば、新しい技術をどんどん導入して、『人間改造』ができるなんて思うのは、妄想ですよ。もう、キ〇ガイ沙汰としか言いようがない。
だから、はっきりと、もう少しきちっと自分の言っていることを咀嚼して、考えてみたら? というのが、私の回答ですね」
正会員・佐野栄紀氏「たぶん、わかっておられないのかなと思いますけどね。
この、今、我々が述べた事実も、わかっていなくて、最先端のことをやっていく…。
そのモチベーション、そのスローガンはいいんですけれども、でも『mRNAワクチン』と称するものは、5年前ですね、4年前か、これが実はもう、『攻めの医療』そのものですよね。でも、攻めているのは、国民です」
業務執行理事・児玉慎一郎氏「本当に、反省がないんですよね。今のことを置いてきぼりにして、前に進めるはずがないじゃないですか。
どれだけ苦しんでいる人がいるか、もっと考えて欲しいです。
報道してください。お願いします」
会見の詳細については、全編動画を御覧いただきたい。
































