2004年から始めて、今ギリギリのところで改憲を許していないのは、組織に縛られていない定年後世代・学生を中心に進めてきた運動の力によるもの~11.3 生かそう憲法 守ろう9条「11・3憲法集会 in 京都」 ―講演:小森陽一氏(九条の会事務局長・東大名誉教授) 2022.11.3

記事公開日:2022.11.7取材地: 動画
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 2022年11月3日(木・祝)午後1時30分より、京都府京都市の祇園・丸山公園内 丸山野外音楽堂にて、生かそう憲法 守ろう9条「11・3憲法集会 in 京都」講演が開催された。登壇したのは、九条の会事務局長・東大名誉教授の小森陽一氏。

 小森氏は、

 日本の近代社会は組織による縛りが非常に強く、企業に入ると企業に縛られ・その企業が入っている組合(政党)にも縛られるが、定年退職すると企業からも組合からも自由になるので、「九条の会」は確信犯的に高齢者運動として出発した。また企業に組み込まれていない学生もまた自由なので、大学で講演を行うことで組織が出来上がってきた。

 と、これまでの九条の会の歩み・歴史を紹介した上で、

 ゆえに2004年から18年間運動を積み重ねてきて、今ギリギリのところで改憲を許していないということは、こうした運動の力なのだと語り、現在の岸田政権下でのトマホークミサイル導入を始めとする大軍拡路線に強い警戒感を示した。

■全編動画

  • 日時 2022年11月3日(木・祝)13:30~
  • 場所 祇園・丸山公園内 丸山野外音楽堂(京都府京都市)
  • 主催 憲法9条京都の会、9条改憲NO!全国市民アクション・京都(詳細

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