【IWJ速報5月31日】EU、ロシア産石油禁輸で「合意」と報じられるも、当面は船での輸送分のみ! ハンガリー、スロバキア、チェコは免除!! EUの制裁の一方、インド向け石油輸出は25倍に急増!! ロシアがオランダへのガス供給を停止! さらにデンマークも供給停止の見込み!! トルコのエルドアン大統領がプーチン、ゼレンスキー大統領と電話会談! ウクライナの農作物海上輸出なるか!? エルドアンは国連参加の停戦監視を提案!! ほか 2022.6.10

記事公開日:2022.6.10 テキスト
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 EUは5月30日夜、首脳会議で、ウクライナへ侵攻したロシアへの追加制裁として、ロシア産石油のEUへの輸入を年内に90%禁止することで合意したと発表した。

 31日付け『日本経済新聞』は、「発動後ただちに3分の2の輸入が止まり、年内に90%以上になる」と報じている。

※【速報7551】日本経済新聞、31日「欧州連合(EU)は30日夜、ロシア産石油のEUへの輸入を禁止することを柱とする追加制裁で合意した。発動後ただちに3分の2の輸入が止まり、年内に90%以上になるという」

 追加制裁の石油禁輸については、ハンガリー、スロバキア、チェコが難色を示し、首脳会議直前までEUでの合意が得られていなかった。

 これに対してEUは、当面、禁輸の対象を船で輸送される石油に限定することで合意したということである。ということは、パイプラインで送られる生ガスはOK、ということになる。これをわざわざ「年間90%禁輸」などと大げさに報じるのはどうなのか、と思う。

 31日付け『ロイター』は、「パイプライン経由でのロシア産原油輸入に対する依存度が高く禁輸に反対してきたハンガリーや、経済への打撃を懸念する他の国々については、禁輸措置の適用を除外することで一致した」と報じている。「外交筋によると、各国首脳は禁輸について政治的合意に達し、詳細は今後調整を行う見通し」とのことである。

※【速報7552】ロイター、31日「パイプライン経由でのロシア産原油輸入に対する依存度が高く禁輸に反対してきたハンガリーや、経済への打撃を懸念する他の国々については、禁輸措置の適用を除外することで一致。詳細は今後調整を行う見通し」

 EUのミシェル大統領は31日、ツイッターに「ロシアの戦争のための莫大な資金源を削減します。戦争を終わらせるためのロシアへの最大の圧力」とツイートした。EUの上層部にいる人間は、現代の王族か貴族なのだろうか? ロシア産のエネルギー資源、特に石油以上に天然ガスの供給が細れば、欧州の低所得者層は直撃を受け、この冬、凍え死にする者が続出するだろう。「EU大統領」という肩書きの人物が、そうした恐怖や不安をリアルに感じずにいるのは、よほどの富裕層なのだろうと思われる。

※【速報7556】EUミッシェル大統領「ロシアの戦争のための莫大な資金源を削減します。戦争を終わらせるためのロシアへの最大の圧力」

 しかし、EUが自らの国民を犠牲にして、ロシアからのガスや石油を禁輸しても、ロシアへの抜本的な打撃にはならず、不毛で無駄な努力に終わりそうだ。30日付けのロシア『RT』は、「ロシアのインド向け石油輸出が25倍に急増。5月の出荷量は、昨年度の月平均96万バレルから2400万バレルに急増」と題した記事で、以下のように報じた。

 「ロイター通信は月曜日、Refinitiv Eikonのデータを引用して、インドが2月から3400万バレルの割引ロシア原油を受け取っており、これは同国からの輸入総額の前年比10倍以上となると報じた。

 それによると、今月は2400万バレル以上のロシア産原油が供給され、4月の720万バレル、3月の約300万バレルから増加した。南アジアの同国には、6月に約2800万バレルが供給される予定であることが、データで示されている。

 昨年、ロシアからインドへの原油輸出は、月平均96万バレルにすぎず、今月の合計の約25倍である。

 欧米のモスクワに対する制裁は、一部のヨーロッパの顧客がロシア産原油の購入を声高に嫌がる中、インドの精製業者が割引価格でロシア産原油(主にウラル原油)の購入を増やす機会を生んでいる。(後略)」

※【速報7557】ロシア『RT』30日「ロシアのインド向け石油輸出が25倍に急増。5月の出荷量は、昨年度の月平均96万バレルから2400万バレルに急増。欧米のモスクワに対する制裁は、インドの精製業者が割引価格でロシア産原油の購入を増やす機会を生んでいる」

 一方、石油と並んでEUがロシアに供給を依存している天然ガスをめぐり、『ブルームバーグ(英語版)』は30日、「ロシアがオランダのエネルギー企業へのガスを削減、次はデンマークの可能性も」と報じた。

 ロシアは欧州企業に対し、ガスプロムバンクへの支払いのためにルーブルで口座を開設する条件を課している。

 『ブルームバーグ』の記事は、「『(オランダの)ガステラ社はガスプロムの支払い要求に応じない』と、同社はホームページで声明を発表した。このため、31日にガスの出荷が停められる。(ロシアの)ガスプロムは供給停止を確認した」と報じている。

 記事によると「ガステラへの供給停止は、現在からロシアの巨大エネルギー企業との契約が切れる10月1日までの間に、約20億立方メートルのガスが供給されないことを意味する。これは、ロシアの昨年のEUへの総供給量の1%強にあたる」とのことである。

 また、この『ブルームバーグ』の記事は、「デンマークのオーステッド社もルーブルでの支払いを拒否したため、ガスプロムが供給を停止する危険性がある」と報じている。記事によると、「オーステッド社の支払い期限は火曜日(31日)で、同社はユーロでの支払いを継続する」とのことだ。

 ガスプロムはすでに、ポーランド、ブルガリア、フィンランドへの供給を停止している。オランダ、デンマークは、どうやってロシア産の天然ガス抜きで、この冬を過ごすのだろうか。国民の怒りが高まったら、そのエネルギーの鉾先はすべてロシアにぶつけさせる、ということなのだろうか。

※【速報7561】ブルームバーグ、30日「ロシアのガスプロムはルーブルでの支払いを拒否したオランダのガステラ社へのガス供給を停止。デンマークのオーステッド社もルーブルでの支払いを拒否したため、供給停止の危険性。オーステッド社の支払い期限は31日」

 30日に、ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領との電話会談が行われた。

 31日付け『AFPBB』は「ロシア大統領府の発表によると、プーチン大統領は、トルコと連携し貨物の自由な海上輸送に協力する用意があり、『これはウクライナの港からの穀物輸出にも適用される』と説明。両首脳は、黒海とアゾフ海での安全な船舶航行の確保と機雷の排除について協議した」と報じている。

※【速報7553】AFPBB、31日「ロシアのプーチン大統領は30日、トルコのエルドアン大統領と電話会談。ロシア大統領府発表によると、プーチン氏は、トルコと連携し貨物の自由な海上輸送に協力する用意があり『ウクライナの港からの穀物輸出にも適用される』」

 このニュースを30日付けロシア『RT』は、次のように報じた。

 「トルコは、キエフとモスクワの新しい交渉の場をイスタンブールで主催する用意があると、同国のレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が月曜日に述べた。同大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との電話会談で、この申し出を行った。

 和平プロセスは、先月、交渉が決裂するまでは、ある程度前進しているように見えた。

 『エルドアン大統領は、両当事者が原則的に合意した場合、トルコがイスタンブールでロシア、ウクライナ、国連と会談し、可能な監視メカニズムの役割を担う用意があると述べた』と、エルドアン大統領の広報局は声明を発表した。

 モスクワはトルコの提案についてまだコメントしておらず、会談に関するクレムリンの発表でもまったく触れられていない。(後略)」。

※【速報7558】ロシア『RT』、30日「トルコは、キエフとモスクワの新しい交渉の場をイスタンブールで主催する用意があると、同国のレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が月曜日に述べた」

 また、エルドアン大統領は30日、プーチン大統領に続いて、ウクライナのゼレンスキー大統領とも電話会談を行った。

 31日付け『CNN』は「トルコ政府が、ウクライナ産の農作物を海上経由で輸出するための安全な経路の構築について特に重要視していると伝えた。トルコ側が会談の内容を発表した」と報じている。

※【速報7562】CNN、31日「トルコのエルドアン大統領は30日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談。トルコ政府が、ウクライナ産の農作物を海上経由で輸出するための安全な経路の構築について特に重要視していると伝えた。トルコ側が会談の内容を発表」

 6月に、米中国防相会談が行われる可能性が高まっている。

 31日付け『ブルームバーグ』は「米中両政府がシンガポールで来月10~12日に開かれるアジア安全保障会議(シャングリラ会合)に合わせて国防相会談を対面で行う方向で最終調整していると、事情に詳しい複数の関係者を引用してダウ・ジョーンズ(DJ)通信が報じた」としている。

 「実現すれば初の対面会談となる。ただ、会談は固まったわけではなく、計画はなお変更の可能性もあるとDJは関係者の話として伝えた」とのことである。

※【速報7554】ブルームバーグ、31日「米中両政府がシンガポールで来月10~12日に開かれるアジア安全保障会議に合わせて国防相会談を対面で行う方向で最終調整していると、事情に詳しい複数の関係者を引用してダウ・ジョーンズ通信が報じた」

 米国によるウクライナへの武器支援をめぐり、バイデン大統領が長距離ロケットシステムの提供を否定した。

 31日付け『AFPBB』は「バイデン氏は首都ワシントンで記者団に対し、『ウクライナにはロシア領土内を攻撃できるロケットシステムは提供しない』と明言した」と報じた。

 ウクライナ側は米国に、多連装ロケットシステム(MLRS)や高機動ロケット砲システム(HIMARS)の提供を要請していた。

※【速報7555】AFPBB、31日「バイデン米大統領、記者団に『ウクライナにはロシア領土内を攻撃できるロケットシステムは提供しない』と明言。ウクライナは米国に、多連装ロケットシステム(MLRS)や高機動ロケット砲システム(HIMARS)の提供を要請していた」

 30日付け『ポリティコ』は、ウクライナでの戦況について、次のように報じている。

 「月曜日(30日)、ロシア軍はウクライナ東部の主要都市に押し寄せ、キエフ軍と通りごとに戦闘を行った。市長は、この戦闘によって都市は『完全に破壊』され、数万人が自宅から追い出されたと述べた。

 軍事アナリストは、この戦闘をクレムリンの時間との戦いの一部だと考えている。クレムリンは、ウクライナの防衛を強化するための武器が、西側からさらに届く前に、ドンバス地域の占領を完了したいと考えている、と彼らは述べている。西側からの武器は、戦争の初期にキエフ軍がロシア軍の首都への進攻を阻止するのに既に役立った。この失敗により、モスクワは撤退し、再編成し、ドンバス地方の掌握という、より限定的な目標を追求せざるを得なくなった。

 ドンバス地方では、モスクワが支援する分離主義者がすでに多くの領土を持ち、8年間もウクライナ軍と戦ってきた。

 ここ数日、戦闘はセベロドネツク(ルハンスク州)に集中しており、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は『筆舌に尽くしがたい困難さ』と呼んでいる。ロシア軍の容赦ない砲撃により、重要なインフラが破壊され、建物の90%が損傷し、かつて10万人が住んでいた街では電力と通信がほぼ途絶えた状態だ。

 オレクサンドル・ストリウク市長はAP通信の電話インタビューで、『犠牲者の数は刻々と増えているが、街頭戦闘の中で死者や負傷者を数えることはできない』と述べ、モスクワ軍が市中心部に向かってさらに数ブロック進んでいることを付け加えた。

 『街は完全に破壊された』と彼は付け加えた。ロシアの砲撃から逃れるために地下室やバンカーに避難している住民は、約1万2000~1万3000人しか残っていない。この状況は、マリウポリの包囲が住民を閉じ込め、戦争で最悪の苦しみをもたらしたことを思い起こさせる。

 マリウポリでは数万人が死亡したと考えられているが、ストリウク市長は開戦以来、ロシアの攻撃だけでなく、薬や医療の欠如などの悲惨な状況により、1500人の市民が死亡したと推定している。

 ウクライナ軍によると、ロシア軍は、ルハンスク州におけるウクライナ政府の最後の支配地域である、ロシア国境から145キロ南のセベロドネツクの北東および南東郊外で陣地を強化したとのこと。

 ルハンスク州のセルヒイ・ハイダイ知事は、ロシア軍は近くのリシチャンスクに向かっても押し寄せてきていると述べた。ハイダイ知事は、今回のロシア軍の砲撃で2人の市民が死亡し、さらに5人が負傷したと述べた。セベロドネツクとリシチャンスクは、戦略的に重要なドネツ川の両岸に位置している。

 ウクライナの軍事アナリスト、オレグ・ジュダノフ氏は、セベロドネツクとリシチャンスクにおけるロシアの前進は、人員や装備の損失を顧みずに行われた、全力攻撃の一部であると述べた。

 『ロシアは何が何でもドンバスを占領するという目標を掲げているという印象だ』とジュダノフ氏。『クレムリンは、西側諸国の兵器がウクライナに到着すれば、それが不可能になる可能性があるため、時間を浪費する余裕はなく、分離主義者の支配地域を拡大する最後のチャンスを使うべきだと考えている』。

 ウクライナ側は、ロシアが力尽きるまで、あるいは西側の兵器がもっと届くまで、ロシアを食い止められることを望んでいる。しかし、キエフのシンクタンク、ラズムコフ・センターの軍事専門家、ミコラ・スンフロフスキー氏は、これらの武器の到着に時間がかかっており、ロシア側に隙を与えていると指摘する。

 ロシアの圧力は月曜日も南部で続いている。ロシア国防省のイーゴリ・コナシェンコフ報道官は、南部のミコライフ港にある造船所への砲撃で、そこに停まっていたウクライナの装甲車が破壊されたと述べた。(後略)」。

※【速報7563】ポリティコ、30日「月曜日、ロシア軍はウクライナ東部の主要都市に押し寄せ、キエフ軍と通りごとに戦闘を行った。市長は、この戦闘によって都市は『完全に破壊』され、数万人が自宅から追い出されたと述べた」

 AFPBBは31日、「セベロドネツク近郊で30日、民間人の避難に使われていた車両がロシア軍の爆撃を受け、取材中のフランス人ジャーナリストが死亡した。フランスとウクライナ両国の当局が発表した」と報じた。

 「死亡したのは、仏BFMテレビのフレデリック・ルクレールイモフ(Frederic Leclerc-Imhoff)氏(32)」とのことである。

【速報7551】日本経済新聞、31日「欧州連合(EU)は30日夜、ロシア産石油のEUへの輸入を禁止することを柱とする追加制裁で合意した。発動後ただちに3分の2の輸入が止まり、年内に90%以上になるという」
午前10:27 · 2022年5月31日

【速報7552】ロイター、31日「パイプライン経由でのロシア産原油輸入に対する依存度が高く禁輸に反対してきたハンガリーや、経済への打撃を懸念する他の国々については、禁輸措置の適用を除外することで一致。詳細は今後調整を行う見通し」
午前10:37 · 2022年5月31日

【速報7553】AFPBB、31日「ロシアのプーチン大統領は30日、トルコのエルドアン大統領と電話会談。ロシア大統領府発表によると、プーチン氏は、トルコと連携し貨物の自由な海上輸送に協力する用意があり『ウクライナの港からの穀物輸出にも適用される』」
午前11:03 · 2022年5月31日

【速報7554】ブルームバーグ、31日「米中両政府がシンガポールで来月10~12日に開かれるアジア安全保障会議に合わせて国防相会談を対面で行う方向で最終調整していると、事情に詳しい複数の関係者を引用してダウ・ジョーンズ通信が報じた」
午前11:17 · 2022年5月31日

【速報7555】AFPBB、31日「バイデン米大統領、記者団に『ウクライナにはロシア領土内を攻撃できるロケットシステムは提供しない』と明言。ウクライナは米国に、多連装ロケットシステム(MLRS)や高機動ロケット砲システム(HIMARS)の提供を要請していた」
午前11:32 · 2022年5月31日

【速報7556】EUミッシェル大統領「ロシアの戦争のための莫大な資金源を削減します。戦争を終わらせるためのロシアへの最大の圧力」
午後0:18 · 2022年5月31日

【速報7557】ロシア『RT』30日「ロシアのインド向け石油輸出が25倍に急増。5月の出荷量は、昨年度の月平均96万バレルから2400万バレルに急増。欧米のモスクワに対する制裁は、インドの精製業者が割引価格でロシア産原油の購入を増やす機会を生んでいる」
午後0:22 · 2022年5月31日

【速報7558】ロシア『RT』、30日「トルコは、キエフとモスクワの新しい交渉の場をイスタンブールで主催する用意があると、同国のレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が月曜日に述べた」
午後0:39 · 2022年5月31日

【速報7559】ロシア『RT』、30日続き「『エルドアン大統領は、両当事者が原則的に合意した場合、トルコがイスタンブールでロシア、ウクライナ、国連と会談し、可能な監視メカニズムの役割を担う用意があると述べた』と、エルドアン大統領の広報局は声明を発表した」
午後0:41 · 2022年5月31日

【速報7560】ロシア『RT』、30日続き「モスクワはトルコの提案についてまだコメントしておらず、会談に関するクレムリンの発表でもまったく触れられていない」
午後0:42 · 2022年5月31日

【速報7561】ブルームバーグ、30日「ロシアのガスプロムはルーブルでの支払いを拒否したオランダのガステラ社へのガス供給を停止。デンマークのオーステッド社もルーブルでの支払いを拒否したため、供給停止の危険性。オーステッド社の支払い期限は31日」
午後1:17 · 2022年5月31日

※【速報7572】AFPBB、31日「ウクライナ東部ルガンスク州セベロドネツク近郊で30日、民間人の避難に使われていた車両がロシア軍の爆撃を受け、取材中のフランス人ジャーナリストが死亡した。フランスとウクライナ両国の当局が発表した」

【速報7562】CNN、31日「トルコのエルドアン大統領は30日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談。トルコ政府が、ウクライナ産の農作物を海上経由で輸出するための安全な経路の構築について特に重要視していると伝えた。トルコ側が会談の内容を発表」
午後2:00 · 2022年5月31日

【速報7563】ポリティコ、30日「月曜日、ロシア軍はウクライナ東部の主要都市に押し寄せ、キエフ軍と通りごとに戦闘を行った。市長は、この戦闘によって都市は『完全に破壊』され、数万人が自宅から追い出されたと述べた」
午後2:50 · 2022年5月31日

【速報7564】ポリティコ、30日続き「軍事アナリストは、この戦闘をクレムリンの時間との戦いだと考えている。クレムリンは、ウクライナの防衛を強化するための武器が、西側からさらに届く前に、ドンバス地域の占領を完了したいと考えている、と彼らは述べている」
午後2:52 · 2022年5月31日

【速報7565】ポリティコ、30日続き「ここ数日、戦闘はセベロドネツク(ルハンスク州)に集中、ゼレンスキー大統領は『筆舌に尽くしがたい困難さ』と呼ぶ。ロシア軍の容赦ない砲撃で、インフラが破壊、建物の90%が損傷し、かつて10万人が住んでいた街の電力と通信はほぼ途絶えた」
午後2:55 · 2022年5月31日

【速報7566】ポリティコ、30日続き「ストリウク市長『犠牲者の数は刻々と増えているが、街頭戦闘の中で死者や負傷者を数えることはできない』『街は完全に破壊された』。ロシアの砲撃から逃れるために地下室やバンカーに避難している住民は、約1万2000〜1万3000人」
午後2:59 · 2022年5月31日

【速報7567】ポリティコ、30日続き「トリウク市長は開戦以来、ロシアの攻撃だけでなく、薬や医療の欠如などの悲惨な状況により、1500人の市民が死亡したと推定している」
午後3:00 · 2022年5月31日

【速報7568】ポリティコ、30日続き「ウクライナ軍によると、ロシア軍は、ルハンスク州のウクライナ政府の最後の支配地域、セベロドネツクの北東および南東郊外で陣地を強化したとのこと。ルハンスク州のハイダイ知事は、ロシア軍はリシチャンスクにも押し寄せてきていると述べた」
午後3:03 · 2022年5月31日

【速報7569】ポリティコ、30日続き「ハイダイ知事『ロシア軍の砲撃で2人の市民が死亡、5人が負傷』。セベロドネツクとリシチャンスクは、戦略的に重要なドネツ川の両岸に位置。ウクライナの軍事アナリスト、ジュダノフ氏『人員や装備の損失を顧みずに行われた、全力攻撃の一部』」
午後3:07 · 2022年5月31日

【速報7570】ポリティコ、30日続き「ジュダノフ氏『ロシアは何が何でもドンバスを占領するという目標を掲げている。西側諸国の兵器がウクライナに到着すれば、それが不可能になる。時間を浪費する余裕はなく、分離主義者の支配地域を拡大する最後のチャンスだと考えている』」
午後3:10 · 2022年5月31日

【速報7571】ポリティコ、30日続き「キエフのシンクタンク、ラズムコフ・センターの軍事専門家、ミコラ・スンフロフスキー氏は、これらの武器の到着に時間がかかっており、ロシア側に隙を与えていると指摘する」
午後3:12 · 2022年5月31日

【速報7572】AFPBB、31日「ウクライナ東部ルガンスク州セベロドネツク近郊で30日、民間人の避難に使われていた車両がロシア軍の爆撃を受け、取材中のフランス人ジャーナリストが死亡した。フランスとウクライナ両国の当局が発表した」
午後4:14 · 2022年5月31日

【速報7573】AFPBB、31日続き「死亡したのは、仏BFMテレビのフレデリック・ルクレールイモフ氏(32)」
午後4:15 · 2022年5月31日

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