【特別寄稿】「維新創業者」橋下徹氏が、れいわ・大石あきこ議員を名誉毀損で提訴! 大石議員は強気姿勢! 山本太郎代表は「橋下さんのことを心配しています」 2022.2.12

記事公開日:2022.2.12 テキスト
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(フリーランスジャーナリスト・横田一)

 維新副代表の吉村洋文・大阪府知事に文通費問題で特大ブーメランを直撃させるなど「維新キラー」の異名を持つ大石晃子衆院議員(れいわ新選組・比例近畿ブロック)が2月3日、「維新創業者」である橋下徹・元大阪府知事から名誉棄損で提訴された(※)。

▲れいわ新選組・大石晃子衆議院議員(横田一氏提供)

 同日のツイッタ―で「ちょ、待て 橋下徹 @hashimoto_loにうったえられたんだが」と題して、訴状の一部を次のように紹介したのだ。

 「橋下徹氏より大石あきこの発言が『たびたび攻撃的な表現行為を繰り返している』として『名誉棄損行為、社会的評価を低下させる行為であり300万円を支払え』との訴状を受け取りました」

 山本太郎代表は9日の会見で、大阪府知事だった橋下氏が、府職員だった大石氏を提訴したことを「昔の上司が昔の部下を訴えた話」と紹介したが、因縁の対決とはこのことだ。大石氏は13年前の橋下府知事(当時)との激突を振り返った上で、受けて立つと締め括っていたのだ。

▲橋下徹・元大阪府知事(横田一氏提供)

 「(府職員を前にして知事就任直後の朝礼で橋下知事に対し)『(府職員が)どれだけサービス残業やっていると思っているんですか?』と噛みついてから13年。本件に対しても然るべき対応を行います」

 れいわと維新のバトルが、さらに激化するのは確実だ。一貫して大石氏は「維新はこういう問題がある」「橋下元知事にはこういう問題があった」などと批判してきたが、今回の提訴はこうした自らの言論を潰そうとするものととらえ、「屈するわけにはいかない」「ますます真実を明らかにする活動に力を入れる」と大石氏は意気込んでいるのだ。

記事目次

コロナ禍の大阪で保健所崩壊、医療崩壊!! 大石議員が指摘「原因はまぎれもなく、『身を切る改革』と称して公衆衛生、介護医療をとことんリストラ『ケアワークを舐めてきた』維新の責任」!

 ネットで第一報を出してから3日後の2月6日、大阪市内で開かれた「介護労働者怒りの集会」に大石氏は出席。約15分間の国会報告を行ったが、最後に「維新の悪口を言っていいですか」と切り出し、維新を次のように批判したのだ。

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