2021年7月1日、東京都中野区のJR中野駅前で、公明党の東京都議会議員候補・高倉良生候補による街頭演説会が行われた。
高倉良生・都議会議員候補は「新型コロナのワクチン接種を迅速に安全に進めるために全力を挙げて取り組んでいる」「この中野区はどこの自治体より早くワクチン接種が済んでいる」としたうえで、「今後の課題としては若い方々へのワクチン接種、これを一刻も早く進めるということだ」「東京都ではこれから大規模接種会場を設定する。そこにおいて若い方々へのワクチン接種を積極的に進めるべきだと提案している」と訴えた。
応援に駆け付けた山口那津男・公明党代表は「今日、日銀による短観が発表された。これによると4期連続して製造業は改善をし、非製造業も今までマイナスであったが、初めてプラスになる、景気がだんだん上向きつつあるという反映だ。これは、海外ですでに回復している地域で、経済が活発になり日本からの輸出などが好調であることが裏付けだ」として「ポストコロナの時代に、この傷んだ経済をどうやって立て直していくか、弱った私たちの生活の基盤をどうやって立て直していくか、公明党は力強く回復軌道を描けるような対策をお示ししたいと思っている」と述べた。
高倉候補も山口代表も、コロナについてはほとんどがワクチンの話題のみ。ワクチン接種を公明党の成果として強調したが、それでも急増するコロナ感染者数には触れもしなかった。