2021年の東京都議会議員選挙も告示から3日目の6月27日夕方、日本共産党の現職・米倉春奈候補(33)は3期目を目指し、豊島区・大塚駅前で演説会を行った。新型コロナウイルスが流行する中、一ヶ月後の7月23日には東京五輪が迫っている。
米倉候補は「都民の命を優先して東京五輪を中止し、コロナ対策に全力を」と訴えた。今、小池都知事や自民・公明・都民ファーストは8都立病院と6公社病院の独法化計画を進めている。これに対して米倉候補は、コロナ対策を充実させるためにも、ベッドが削減され、患者の負担が重くなる自己責任の政治から転換し、「都立大塚病院を守ることが大切です」と反対の立場を表明した。
また、豊島区初の女性都議として「ジェンダー平等や痴漢ゼロの東京を目指す」と述べた。
応援には野口景子弁護士(城北法律事務所)、山口二郎法政大学教授(市民連合)、志位和夫日本共産党委員長らが登壇した。野口弁護士は以下のように述べた。
「米倉議員がこれまで見向きもされなかった人たちの声を拾い上げ、その声を議会に届け続け、政策を実現してきた人だから応援しています。米倉議員の2期8年の間に豊島区内だけで認可保育園の3000人分が増設され、特別擁護老人ホームは2施設が増設されたほか、若者のための学費減免などにも取り組んできました」
山口教授は地元・豊島区の有権者の一人として、以下のように述べた。
「命と暮らしを守る真の野党候補は米倉候補1人です。今回の都議会議員選挙では立憲野党が力をあわせているため、この選挙で勝てば次の衆議院議員選挙にも大きな弾みをつけることになります」
志位日本共産党委員長は「痴漢ゼロなどジェンダー平等を目指すパイオニアでもある米倉議員を勝たせ、さらに医療に手厚い東京を一緒に創っていきましょう」と訴えた。
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