「1年経って困窮者の状況はより深刻化している」! 1年ぶりの大人食堂実施を前に、雨宮処凛氏が国のコロナ困窮者への無策を厳しく批判!~4.28 GW大人食堂実施に先立つ記者会見 2021.4.28

記事公開日:2021.4.29取材地: テキスト動画
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(取材、文・渡会裕)

 2021年4月28日、コロナ禍で困窮されている方のための「ゴールデンウィーク大人食堂」2回目の実施に先立って、主催者らが東京都千代田区の参議院議員会館で記者会見を行った。

 昨年に続いて開催される今年の「ゴールデンウィーク大人食堂」は、5月3日(月)が15時から18時まで、5月5日(水)が12時から18時まで、千代田区麹町の聖イグナチオ教会で実施される。コロナ禍なので炊き出しは行わないが、お弁当をはじめとして、生活物資の提供、生活相談、医療相談、法律相談などを実施するとのこと。

 主催団体の一つ、一般社団法人反貧困ネットワークの雨宮処凛さんは、会見で「去年のゴールデンウィーク大人食堂は野戦病院のようだったが、1年後にも続いているとは(当時は)思はなくて」「1年前は(1年後は)コロナは収束しているかも知れないし、収束しなかったとしても国の方でも困窮者を何とかするような制度をちゃんと作ってくれると思っていた」「それが1年たってもなかなかできないどころか、状況はより深刻化していて、本当に大変な状況にあるという事は、非常におかしいと思う」と訴えた。

■全編動画

  • 日時 2021年4月28日(水)11:00~12:00
  • 場所 参議院議員会館B105会議室(東京都千代田区)
  • 詳細 瀬戸大作氏 FaceBook告知
  • 主催 聖イグナチオ教会福祉関連グループ、一般社団法人反貧困ネットワーク、
  •    一般社団法人つくろい東京ファンド、認定NPO法人ビッグイシュー基金、新型コロナ災害緊急アクション、
  •    コロナ被害相談村実行委員会

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