2021年3月31日(水)、午後2時30分より、東京都千代田区の参議院本館にて、日本共産党 小池晃書記局長による記者会見が開催された。
冒頭、この記者会見に先立ち開催された「野党書記局長・幹事長会談」について、小池書記局長より、以下のとおり報告があった。
「(会談で)確認したのは一点。国対委員長のほうから、『(武田良太)総務大臣の不信任決議案を衆議院に提出したい』という提案があり、理由は言うまでもなく、総務省の接待疑惑。行政がこれによって歪められたのではないか。
このことについて、やはり、総務大臣として、説明責任をまったく果たしていないどころか、真相解明に背を向けている、と。そして、『記憶にない』という答弁を総務官僚が繰り返す。そして、その脇から『記憶にない』という答弁をしろ、と言う。そういうことも指摘をされている。
と、いうことで、武田大臣のもとでは、国民の行政に対する信頼を回復することは到底望めない、不信任に値する、という認識で一致して、総務大臣の不信任決議案を提出することを確認した」
また、新型コロナウイルスの感染拡大についても、「第4波となれば、時期尚早との野党からの批判を顧みず、緊急事態宣言を解除した菅内閣の責任は極めて重大である」とし、「『検査の拡充、変異株の把握、あるいは十分な補償等、対策をとることを強く求める』ということで認識を一致した」と、報告した。
小池書記局長からの報告に続いて行われた質疑応答を含め、記者会見の一部始終については、全編動画を御覧いただきたい。