昨日から今日にかけて、都内総合病院にて一泊2日の入院検査をしてきました。睡眠時無呼吸症候群の検査です。血中の酸素飽和濃度が通常の人であれば98%〜99%のところ、僕は90%前後で、普通の人よりも血中の酸素が1割足りない状態。日中、眠くなったり、記憶力や集中力が減退したり、様々な問題の種となります。
僕は冠攣縮性狭心症の発作によって救急搬送された過去があります。これは冠動脈が痙攣を起こして一本の糸のように細くなり、血が流れなくなる発作です。酸素が脳にも心臓にも届かなくなります。心筋梗塞に瞬時に移行し、命取りになることもあります。
今も血圧を下げる薬と狭心症の薬を飲んでいますし、いざ発作が起きたというときに、血管を拡張させるニトログリセリンも常時携帯しています。
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睡眠時無呼吸症候群で、僕の場合、脳機能の低下や睡眠の質の低下以上に一番心配されるのは、やはり心臓への負担です。酸素濃度の薄い血液を全身に運ぶために、血中のヘモグロビンが増えているのがこれまでの検査で判明しています。それだけ心臓はいつも以上に頑張ってポンプの役割を果たしているわけです。当然、負荷がかかります。
かかりつけのクリニックで貸し出された機器を用いての簡易検査では、中程度に進行した睡眠時無呼吸症候群とすでに診断されています。今回は脳波を含め、様々な角度から検査をするので、電極を頭から胸から足にまで装着しています。外れないようにネットを被されました。
これが、検査終了後、電極装着を外す前の写真です。
さらにこれは全身の写真。お腹が見えたりして、だらしないですが、この下、ジャージだけでなく下着の下まで通して、足にも電極を装着していて、そのコードを外へ出ているため、無様な様子はお許しください。検査が終わって、検査士の方に撮っていただいた写真。やっと乗り切ったという安堵のピース。
病院は新築で個室、簡易なシャワーもあり、快適でしたが、昨日の午後3時半にチェックイン。その後、感染症の問題があるので、病棟の外へは出られず、かといって昼寝は許されず。スマホ一つで仕事はできるので手持ち無沙汰になることはありませんでしたが。9時から電極を装着し9時半から検査スタート。
睡眠時無呼吸症候群というと、高齢化や肥満によって舌根沈下して、喉が詰まり、気道が塞がれる、というものだと思っていましたが、中には脳の指令で心肺の呼吸を止めてしまうものがあるそうです。その峻別をしないといけないし、今回の検査でそれはできる、とのことでした。精密な検査はやはり必要。
ただし、血中の酸素飽和濃度の低下の原因が、肺機能の低下が原因だった場合など、この検査だけでは原因を突き止められないらしいそうです。僕もここまで、心臓のクリニックにはかかってきたけど、呼吸器内科はかかっていないし、肺のレントゲンとかCTとか、その他の検査や診察も受けていません。
肺炎の問題やその苦しさは、コロナの問題でクローズアップされたので、当然、気になります。今回の検査の解析が1週間後には終了するそうなので、その結果を主治医から聞いて、必要があれば、肺や呼吸器も調べる必要があるかもしれません。
僕としては、肺には問題がなく、問題は舌根沈下だけで、CPAPという夜間の酸素吸入程度で、血中の酸素飽和濃度が改善されるのが、望ましいのですが。。。
高齢化はどうしようもないので、あとは、自分でできることといえば肥満を解消すること。減量で一般的な睡眠時無呼吸症候群の場合は症状は軽減されるとのことなので頑張ります。最大100kgを超えていた体重は、今、10kg減の90kg程度。さらに15kg減らして75kgを目指します。Instagramにて、公開レコーディングダイエット再開してます。
この公開レコーディングダイエットも、コロナ第一波で、仕事は猛烈に忙しくなるわ、身動きは取れないわ、ジムにもいけないわで、リバウンドしたり、そもそも公開ダイエットそのものもすっかり忘れてしまったりしていたんですが、そろそろと再開してます。
今日、検査の時に身長体重だけでなく、腹囲も計られ109センチと恥ずかしい数字が突きつけられたので、減量頑張りたいと思います。目指すは腹囲80cm切り!?
それにしても、午後9時半から始めて早朝5時終了、終わるなり退院、というのはどうなのか。早朝に病院を出て、帰宅して、眠くて眠くて、夕方まで爆睡。夜出社して仕事中。頑張ります。