【岩上安身のツイ録】岩上安身が語るIWJ創設の思い! 記者クラブの壁! 独立メディアが果たすべき使命の実現へ向けて、経済的にピンチのIWJに緊急のご支援をよろしくお願いいたします!! 2020.6.3

記事公開日:2020.6.3 テキスト
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(岩上安身)

 「IWJを始めようと思ったのは、僕がHPを立ち上げ、ブログを書き、ビデオで撮った映像をアップし始めたとき、2008から2009年頃ですが、『続けて欲しい』とカンパをいただいたのがきっかけでした。情報の切り売りだけではない、報じる姿勢に共感して持続を望む期待の声に応えたい、と思ったからでした」

 「もう一つ、フリーランスではなく、チームを作ろうと思ったのは、民主党への政権交代で、記者クラブのオープン化が現実化した時、1人だけで動くことの限界を感じたからです。大臣会見を全部、オープン化して全部に行きたい。行かなければまた閉ざされてしまう。しかし会見は同じ時間帯に行われる」

 「僕には、開かれた会見に集うフリー仲間もいましたが、フリーが協同することにも限界があります。その時話題のある省庁に集中してしまい、他は手薄になる。どうしても組織的に分担しなくてはならない。それにはチームを作らなくてはならない。そうした思いから、IWJを作ろうと考えました」

 「実際に始めてみると、とんでもなく大変なことをやり始めてしまった、と感じました。持続的に人を抱えてチームとして機能させるのは、決して楽ではない。それでも続けてこれたのは、会員として会費を納めてくださる人、ご寄付・カンパを寄せてくださる方々がいたからです。御礼申し上げたいと思います」

 「今期、残すところあと2ヶ月。IWJは7月末が期末です。正直申し上げて、かなり今期は厳しい財務状況です。コロナ危機とそれに伴う休業や自粛など、ご自身の生活が苦しくなった、という人が少なくないだろうと拝察いたします。その上でのお願いなので、心苦しいのですが、ご支援を賜りたいと存じます」

 今期IWJが赤字に転落しないよう、1年間のご寄付・カンパの目標額を達成するためには、今期末の7月31日まで残り2か月で、約2000万円のご寄付が必要となっています。※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 「新しい仲間も増えてきました。将来が楽しみな若手もいます。今日、zoomインタビューを託した仲川正紀記者もその1人。他にもいます。それぞれに登場機会を作らせ、経験も積ませながら、皆さんのもとに大切な事実、情報、真実をお届けしていきたいと思います。時には、戦いながら、です」

 「今日、日刊IWJガイドに載せましたし、サイトにもオープンで掲載しますが、黒川前東京高検検事長と麻雀賭博していたのは、司法記者クラブの面々でした。記者クラブという閉鎖的な温床なくして、彼ら、新聞記者らが、安倍総理お気に入りの次期検事総長と目された人物と雀卓を囲むなどありえません」

 「しかし、黒川氏が、この麻雀賭博の常習犯ぶりを週刊文春(我々と同じく出版ジャーナリズムは記者クラブの外へ弾かれています)にすっぱ抜かれ、目前だった検事総長の座を失っても、新聞テレビらは黒川氏のことは書いても記者クラブについては一切触れません。この制度のことは一切不問に付す姿勢です」

「これを黙ってやり過ごすことはできません。法曹記者クラブに加盟している全社に公開質問状を送りました。締め切りとさせてもらった昨日までに連絡のついた半数弱の社の回答を、本日の日刊IWJガイド、またIWJのサイトの方にもオープンで掲載しています。是非ともご覧になってください」

「大ヒットとなった『新聞記者』という映画があります。東京新聞の望月衣塑子記者をモデルとしたリアリティのある映画として多くの人に受け入れられました。しかし、この佳作にも記者クラブの存在は一切描かれていません。その点で、この作品は現実から遠く離れていると言わざるをえません」

「そうまでして、マスコミが世間の目から隠しておきたい記者クラブが、総理会見はじめ大臣会見を形式的に主宰しています。民主党が政権交代するまで、超長期にわたり電通から広告を出してもらう新聞とテレビが記者クラブを牛耳り、フリーランスも、出版メディアも、もちろんネットも排除してきました」

 「国民にとって、『不可視』の存在となった記者クラブは、権力と癒着し、時に賭け麻雀までして秘密を共有し、互いの情報と弱みを握り合いながら、国民を『統治』すべく密着し続けてきました。権力との、不適切で、ノーディスタンスな関係は、とてもジャーナリズムと自称できるような代物ではありません」

「記者クラブに属さない、縛られない。しかし記者クラブに大臣会見の独占はさせてはならないので、最終的にはクラブそのものの解体とオープン化を求めつつ、まずは会見に踏み込んでゆき、大臣に質問をする。そうした独立メディアが、日本にはどうしても必要なのです」

 「コロナのピークは過ぎたというのは嘘。我々はウィズコロナの只中にあり、経済的な試練もこれからです。何よりも悲劇的なことは、いまだに安倍政権下で暮らしている事実です。独立メディアとして、我々がやるべきことは山のようにあります。今期末まで、あと2ヶ月。ご支援をどうぞ、お願いいたします」

 「IWJが、独立メディアとして期待されることを、すべて実現できているかといえば、全然まだまだと思います。だからこそ、ここで失速してはならない。僕らの背中を押してくれた、多くの皆さんのご期待にまだ応え切っていない。僕らが果たすべき役割がある。そう思っています」

※以上、2020/6/2岩上安身のツイートをまとめました。

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「【岩上安身のツイ録】岩上安身が語るIWJ創設の思い! 記者クラブの壁! 独立メディアが果たすべき使命の実現へ向けて、経済的にピンチのIWJに緊急のご支援をよろしくお願いいたします!!」への1件のフィードバック

  1. @55kurosukeさん(ツイッターのご意見) より:

    報道で世の中をよくしたいという想いが溢れてる。

    ご一読とご支援を。

    【岩上安身のツイ録】岩上安身が語るIWJ創設の思い! 記者クラブの壁! 独立メディアが果たすべき使命の実現へ向けて、経済的にピンチのIWJに緊急のご支援をよろしくお願いいたします!! https://iwj.co.jp/wj/open/archives/475746
    @iwakamiyasumi
    https://twitter.com/55kurosuke/status/1268865232807424000

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