ALS患者嘱託殺人事件 大久保愉一容疑者が「高齢者を『枯らす』技術」と題したブログで優生思想的な主張を繰り返していた!! さらに、山本直樹容疑者は医師免許を不正取得か!? 松井一郎大阪市長は、なぜこの殺人事件を契機に「尊厳死の議論を」などと言えるのか!? 2020.7.26

記事公開日:2020.7.26 テキスト
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(IWJ編集部)

 全身の筋肉が動かなくなっていく神経難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症した京都市の女性に薬物を投与して殺害したとして、京都府警が23日、嘱託殺人の疑いで、呼吸器内科医の大久保愉一容疑者(42)と、医師の山本直樹容疑者(43)を逮捕した事件。大久保容疑者が自身のブログやSNSで、優生思想的な主張を繰り返していたことが明らかになっている。

▲大久保愉一容疑者(おおくぼ呼吸器内科・メンタルクリニック・ホームページより)

記事目次

山本容疑者は海外の大学医学部を卒業した事実が確認できず、医師免許を不正に取得した可能性

 大久保容疑者は2003年に弘前大学医学部で医師免許を取得。厚生労働省の内部部局の一つであり、高齢者医療や福祉等を所掌する老健局に7年半務めた後、呼吸器系の医師として東北地方を中心に複数の医療機関に在籍していた。その後、2018年に宮城県名取市にクリニックを開業するかたわら、県内の病院で勤務医として働いていた。

 一方、山本容疑者は、2018年、東京都内に男性機能不全の専門クリニックを開設しており、大久保氏とは別の大学に通っていましたが、学生時代に知り合ったという。しかし、山本容疑者はその後大学を中退。医師の国家試験を受験する際は海外の大学の医学部を卒業したと厚生労働省に申請していましたが、卒業した事実が確認できず、医師免許を不正に取得した可能性があると見られている。

林優里さんに致死量の「バルビツール酸系」薬物を投与か?事件の9日前には、山本容疑者の口座に150万円前後振りこまれる

 大久保容疑者と山本容疑者は、殺害された林優里さん(当時51)の担当医ではなく、Twitterを通して知り合ったことが明らかになっている。

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