京都市に住む一人暮らしの50代のALS(筋萎縮性側索硬化症)女性患者から「安楽死」の依頼を受けたとして、宮城県と東京都の医師二人が京都の女性患者の自宅でこの女性に薬物を投与して殺害。京都府警が23日、この二人の医師を嘱託殺人の疑いで逮捕した。
- ALSの患者から依頼 嘱託殺人の疑いで医師2人を逮捕 京都府警(毎日新聞、2020年7月23日)
複数の大手メディアの報道によると、昨年11月、容体が急変して搬送先の病院で死亡した女性の体内から、普段使用していない薬物が見つかり、警察が捜査を進めたところ、防犯カメラに二人の医師が映っていたとのことだ。
二人はこの女性の主治医ではなく、SNSを通じて知り合ったとみられています。この女性は24時間介護が必要な状態だったとみられており、周囲に「安楽死させてほしい」と話していたとも報じられている。