国民民主党が改憲勢力へ鞍替えするのかどうか、大きな注目を集めている。
同党の玉木雄一郎代表は、7月25日にYouTubeで公開された番組「文化人放送局【緊急特番】吠えろ！玉木雄一郎！！＋感想編」に出演した際、「私は生まれ変わりました」「憲法改正の議論を進めていきますし、安倍総理にもぶつけます」などと発言した。
▲「文化人放送局【緊急特番】吠えろ！玉木雄一郎！！＋感想編」に出演した玉木雄一郎代表（右）と、MCの生田よしかつ氏（左）（YouTubeより）
この発言がきっかけで、玉木氏ならびに国民民主党に対する不信が一気に強まり、党内からも懸念の声が上がった。玉木氏の問題発言から「釈明」に至るまでの経緯の詳細は、以下の記事でご確認いただきたい。
玉木氏の「生まれ変わり」発言が公開された翌日の7月26日、衆議院第一議員会館での玉木氏と立憲民主党の枝野幸男代表の会談後、玉木氏の囲み取材が行われた。この囲み取材で玉木氏を直撃したフリージャーナリストの横田一氏は、玉木氏の一連の発言を踏まえ、改憲勢力へ鞍替えするのかを問い質した。
この囲み取材では、玉木氏は改憲論議前向き発言の「釈明」に徹していた。しかし、その翌日27日、参議院で国民民主党が、改憲勢力である日本維新の会と統一会派を組む構想が浮上したと、日経新聞が報じた。
やはり、国民民主党の、少なくとも一部は改憲勢力とみなすべきなのか。以下、7月26日の玉木氏囲み取材の文字起こしを掲載するので、玉木氏の「釈明」の詳細をご確認いただきたい。
なお横田氏は、参院選期間中の7月17日、「生まれ変わる」前の玉木氏に直撃し、憲法改正に向けて国民民主党に秋波を送る安倍晋三総理の発言や、改憲に対する考えについて訊いている。以下の記事もあわせてご覧いただきたい。
▲国民民主党・玉木雄一郎代表（横田一氏提供）
また、記者クラブ所属のある新聞社の現役記者・伊藤直也氏（筆名）から寄せられたレポートは、参院選静岡選挙区で、国民民主党の榛葉賀津也（しんば かづや）氏を官邸が支援しているという疑惑について、詳細に伝えている。ぜひ、下記URLからご覧いただきたい。
憲法議論を「安倍総理にぶつける」という発言の意図は、「党首会談」ではなく、「党首討論」や「代表質問」だという玉木代表！
「『安倍首相と会談を』＝改憲論議に前向き」（7月25日配信の時事通信）と報じられた玉木雄一郎代表が26日、発信源となったネット番組「文化人放送局」での発言の釈明に追われた。参院副議長人事に関する枝野幸男代表との面談を終えた玉木氏の囲み取材で、改憲論議前向き発言に関する質問が集中したためだ。
TBS「憲法の議論について昨日（25日）、『安倍総理に党首会談を申し込みたい』という主旨のお話があったと思うのですが、それについて改めて玉木代表のお考えを聞かせてください」
玉木代表「昨日(25日）、申し上げた（ネット番組での発言について）一部で記事が出ていますけれども、これまで申し上げたことと同じことを申し上げていまして、憲法だけではなくて、しっかり国会で議論をしていこうと。
国民は国会での本格論戦を期待しているので、憲法に限らず、しっかり議論をしていこうということをまず申し上げました。単なる野党が反対勢力に見られないように気をつけないといけないというのがこの参院選で全国を回った、多くの国民の声を聞いた率直な感想だというのは申し上げました。
その上で憲法についてはまず、前の前の国会から積み残しになっている国民投票法改正法案をしっかりと議論をするべきだと。で、我々は対案を出している唯一の政党ですから、対案を出した以上は議論をしてもらいたいから出しているのであって、特にCM広告規制、そして外国人の寄付規制は不可欠だと思いますから、ぜひ、わが党の案を各党の皆さんにご理解をいただいて、成立をさせたい。
今のまま、資力の差によって広告、ウェブ広告を含めてできる量や時間に差があるのは公正な国民投票を実現することにならないですから、まずは国民投票法の改正法案、そして、わが党が主張しているCM広告規制などを成立させることに全力をあげたいと考えています。
その上で中身については、これも従来から申し上げていますが、私どもは安倍総理の言っている改憲案、とりわけ9条改憲案、いわゆる自衛隊明記論はおかしいと。反対だということは、私は国会でも何度も申し上げています。そこは全く変わりません。
他方で我々として、改正すべき項目については、地方自治ですとか、解散権の制約ですとか、多々これまで議論をしてきましたが、今、憲法調査会長が不在ですから、憲法調査会長を任命した上で、党内でしっかりと議論をして、そういった私たちの考え方、安倍政権の憲法9条は反対だけれども、我々として『どういう未来志向の憲法改正を行うのか』という考えを示した上で、それを総理にも直接ぶつけていきたいと。
党首討論が一番、その舞台になるでしょうけれども、前やったように代表質問で総理にぶつけることもありだと思いますが、やはりできれば、安倍総理に直接、私から考え方をぶつけて、それを国民の皆様に見ていただきたいと思っています。
TBS「関連して、『総理に考えをぶつけたい』というのは党首会談をするのでしょうか？」
玉木代表「『党首会談』という報道がありましたが、私がまずイメージをしているのは『党首討論』ですね。国会の中での論戦の中で、これまでもやって来ましたが、予算委員会や党首討論や代表質問という場で、しっかりと私たちの考えを伝えていきたいと思いますし、今の安倍政権の改憲案には問題ありということを改めて申し上げていきたいと思います」
玉木代表は憲法議論について「党首討論」で「安倍総理にぶつけたい」というが、本当は「前向き」に「党首会談」で議論をしたがっている!?
「党首会談」と「党首討論」では改憲論議に対する「前向き度」が大きく違う。党首会談なら、国民民主党の改憲に対する考え方をまとめた上でトップ会談に臨んで自民党との落しどころを決めるという積極的姿勢という印象になる。それに比べて党首討論であれば、既存の枠組みの中で改憲についても触れる程度の話にすぎなくなる。
「玉木氏発言 党内に波紋」と銘打った7月27日付毎日新聞が「『イメージしているのは党首討論だ』とトーンダウンした」と報じたのはこのためだ。
しかし同日の読売新聞は「改憲論議玉木氏前へ」と銘打って「自民党は玉木氏の発言を『こんなに早く乗ってくるとは思わなかった』（幹部）と歓迎している」と紹介。菅官房長官も26日の会見で玉木氏の姿勢を歓迎した。参院選で改憲発議に必要な3分の2を割り込んで窮地に陥った安倍総理に対して、玉木氏が助け舟を出したことになるのは明らかなのだ。そこで、いくつかの質問をぶつけた。
官邸は国民民主党候補支援の見返りに改憲勢力鞍替えを要請か!? この疑惑について、「うがった見方」と一蹴する玉木代表！
横田「（先ほど面談をした）枝野さんからは何かコメントはあったのですか？」
玉木代表「ありません」
横田「結果的に安倍総理に助け舟を出したという形にはならないのでしょうか？」
玉木代表「なりますかね」
横田「党内から批判や疑問の声が出ていますが？」
玉木代表「少し言い方、言いぶりについては気をつけていきたいと思いますが、憲法の議論をしっかりと行っていくというのは従来、記者会見の中でも皆さんから聞かれても何度も同じことを申し上げて来ましたが、その考えは変わっていませんし、今回の参院選の政策集の中にも未来志向の憲法論議を行っていくということは国民の皆様に示した。政策集の中にも入っていますので、何らこれまで言って来たことと変わりはないということは改めて申し上げておきたいと思います」
横田「結果的に安倍総理の改憲論議に助け舟を出したと（いうのは間違いない）。『前向きの姿勢を示した』という報道のされ方と、受け止めのされ方をしたことについてはどう考えているのか。全く問題ないということか」
玉木代表「最近、私は本を出したので本を読んでもらいたい。第一章に私の憲法に対する考え方が率直に書かれていますので。いわゆる安倍改憲に賛成するのでは全くないということがわかっていただけるのではないかなと」
横田「そういう報道内容だったと受け止められているのですか。支持者から、国会議員から疑問の声があがっても全く問題ない、謝罪も反省もしない考えか」
玉木代表「ですから先ほど申し上げたように、言いぶりについて少し波紋を生じさせることになったことであれば、これから言い方は気をつけていきたいと思いますが、中身はこれまで言って来たことと全く変わりませんので、引き続き同じことを言い続けたいと思います」
横田「違憲の安保法制をまず変えること、正すことが必要だと小西ひろゆき参院議員、立憲民主党の議員の方が言っていますが、その点はいかがですか？」
玉木代表「（違憲の安保法制をまず正すことが必要）なので、先の国会で共同して違憲部分をまずゼロに戻すという法案を提出したことはご存知ですよね？ その上で、我が党だけが領域警備法、PKOの任務を拡大する法律、そして、いわゆる周辺事態法、地域を限定した上で後方支援のあり方について定めた法律、この三本の法律を、単に違憲の部分を戻してゼロにすることに加えて、我々は追加の法案を三本出したということであります」
横田「（自民党に参院選で）静岡で応援してもらったので、その見返りといううがった見方もありますが」
玉木代表「うがった見方だと思います」
改憲に向けて自民党との「連立はありだ」といっている国民民主党ベテラン議員がいる!? このベテラン議員は参院選静岡選挙区で立候補した榛葉賀津也（しんば かづや）氏か!?
参院選静岡選挙区（改選2）について聞いたのは、当選した榛葉賀津也（しんば かづや）参院議員を官邸が支援に回っていたからだ。「立憲が国民に『刺客』＝官邸参戦で対立激化－静岡【注目区を行く】」という見出しの時事通信の7月11日配信記事には、安倍総理も榛葉氏当選を望む発言をしていたことを次のように紹介している。
「6月、東京都内のホテル。首相安倍晋三は自民静岡県連関係者に向かって『立憲民主が当選したら困るよね』と問い掛けた。参院選静岡選挙区は改選数2の『2人区』の中で唯一、立憲と国民民主が競合する。立憲が国民現職の追い落としを図った格好だが、選挙後をにらんだ首相官邸がこれを阻止しようと参戦。野党対決は激しさを増している」
そして「ほぼ自民」と呼ばれる榛葉氏をこう紹介もしていた。「榛葉は自民参院幹部とゴルフや酒席を共にして親交を深め、重要法案の審議日程や委員会人事を『あうんの呼吸』（自民関係者）で決めてきたとされる」
「自民県連関係者は『官邸が榛葉にてこ入れしている』と声をひそめる。複数の関係者によると、榛葉と親しかった官房長官菅義偉が企業や公明の支持母体・創価学会に榛葉支持を働き掛けたという」
「憲法改正に意欲を燃やす安倍は、参院選後も自公や日本維新の会などの改憲勢力で発議に必要な3分の2を維持することが難しいと認めている。このため、新たな改憲勢力を求めており、与野党から異口同音に『ほぼ自民』と呼ばれる榛葉は格好のターゲットと映っているとみられる」
ほぼ自民の榛葉氏が参院選での官邸支援の見返り（恩返し）として、玉木代表に対して改憲論議に前向な姿勢を示すように進言しても不思議ではない。玉木代表に「静岡選挙区支援見返り説」をぶつけたのはこのためだ。しかも官邸別働隊になっても不思議ではない榛葉氏が「自民党連立派」である可能性もある。
「国民民主党に前向きな方々もいる。そういう中で合意を形成したい」という安倍総理発言を紹介した7月5日の時事通信配信記事「安倍首相、国民民主に秋波＝改憲3分の2、高いハードル【19参院選】」には、注目すべき国民民主党ベテラン議員の発言が次のように紹介されていた。
「（首相秋波発言に対して）国民民主内は早くも揺れている。『連立はありだ』（ベテラン）と歓迎する声が漏れる一方、党幹部の一人は『間違った期待だ。われわれに秋波を送っても片思いだ』と語り、首相のラブコールを一蹴した」。
このベテラン議員こそ、榛葉氏なのではないかと思って、玉木氏への質問を続けた。
国民民主党内に「自民党との連立」を歓迎しているベテラン議員がいるという報道を、玉木代表は知らなかった！
横田「（改憲について）安倍総理から秋波を送られたのを受けて『自民党との連立はありだ』というベテランの声が出ていると時事通信の記事に出ていたのですが、そういった声はけっこうあるのでしょうか」
玉木代表「ないのではないでしょうか」
横田「誤報ですか？」
玉木代表「時事通信でそういう報道があったのは確認しておりません」
横田「『自民党との連立はありだ』と」
玉木代表「時事通信が流しているのですか？」
横田「はい」
玉木代表「時事通信の方、いらっしゃいますか？」
時事通信の記者「確認していません」
玉木代表「私も確認したいと思います」
時事通信の記者が自社記事の内容を「確認していない」と発言したのには驚かされたが、玉木代表が「知らなかった」というのにはもっと驚いた。この記事を読んだ少なからぬ人が「国民民主党は安倍改憲に反対するのか、協力するのか、党内が分裂状態の二面的政党のようだ。参院選後、野党の立場を続けるのか、安倍政権と連立を組むのかわからない」と思っても不思議ではない。国民民主党へのさらなる支持率ダウンを招きかねないベテラン議員の問題発言について、玉木代表はその存在すら確認していなかったことになる。意図的にトボけた可能性もあるが、そうでなければ、危機管理能力の欠如を疑われても仕方がない。
官邸別働隊のような役割を担っている可能性がある国民民主党参院幹部らは、安倍改憲推進に向けて動き出した。7月27日付の日本経済新聞は「国民民主、衆参対立強まる 参院、維新と会派構想が浮上 改憲勢力2／3巡り動き」と題して、こう報じた。
「国民民主党内で衆参両院の路線対立が強まっている。参院側に日本維新の会と統一会派を組む構想が浮上した」「8月1日の臨時国会召集を控え、国民民主党の参院幹部から維新の片山虎之助参院議員団会長に統一会派の打診があった。国民民主の執行役員会でも参院側から『維新と組むことも選択肢にすべきだ』との意見が出ていた。衆院側は反対した。25日には参院幹部だけで集まり、今後の対応を協議した」
参院で3分の2割れをした安倍政権（総理）が今後、官邸別働隊をすでに送り込んでいると見られる国民民主党の切り崩しや取り込みなどに全力を注ぐのは確実だ。改憲悲願達成に向けた官邸の働きかけで、国民民主党内の路線争いが激化するのは必至の情勢だが、そんな中で玉木代表がいかに党内を掌握しつつ、ぶれない姿勢を貫くのか否かが注目される。
自民党改憲4項目の賛否について問われた玉木代表が緊急事態条項について言及！ しかし、緊急事態条項の何が問題なのか具体的には示さず！
他社「党首会談ではなく、党首討論という位置づけだということですけれども、一方で安倍総理から党首会談を持ちかけられた場合はどうするのですか？」
玉木代表「いや、それはないと思いますよ。仮定の話はお答えできませんが、まずは国会の論戦でしっかりと、前から申し上げていますが、組織の名前をいくら書いても、その自衛隊が行使をする自衛権の議論をごまかして、何も変わらないと言って押し切るような憲法論は立憲主義に反していると思いますから、こういった問題点は何度も何度も国民の皆様にわかりやすい形でお伝えして行きたいと思いますので、いい国会の議論をしていきたいと思っています」
共同「関連して憲法改正の国民民主党の考え方をまとめるのは、いつから始めて、いつ頃までにまとめたいと考えていますか？」
玉木代表「特に期限を切ってやるものではないと思っていますが、参議院選挙が終わって、人事も見直したいと思っていますから、その中で、新しい憲法調査会長を任命した上で速やかに党内議論に入っていきたいと思っています」
読売「昨日のネット番組の発言について党内でも解釈をめぐって波紋が広がっている関係で、ちょっと真意を改めて確認をさせていただきたいのですが、『憲法改正をやるに当たって生まれ変わった』という表現をされました。それについて、どういう真意で発言をされたのか」
玉木代表「憲法改正をやるに当たって生まれ変わったのではなくて、その前の段階があって、全国を回った時に私自身もやりましたが、森友加計問題ということに私自身も時間をかけました。
ただ一方で、それをやったことによって、消費税の議論とか経済の議論とかが安全保障の内外の重要課題についての議論を国民の皆様にお見せする機会をある種、少なくしてしまったことについては反省をして、やっぱり、そういったものも大事なのですが、政策論をしっかりと国民の皆様に見せていかないといけないと。
徹底的な政策論争をしていくという意味で、『生まれ変わってやります』という心構えを申し上げたものであって、何か今までと考え方を変えて憲法議論に参加するということを申し上げたものでは全くありません」
読売「今後、この議論を党内で集約するに当たって、例えば、9条についての何らかの改正案をどうにか改憲する結論が出てくることも代表として想定されているのでしょうか」
玉木代表「私自身は本会議場でも申し上げたのですが、きちんと縛りをかけていくと。三要件をベースとした海外での武力行使ができないような、解釈ではない明示的な縛りを9条の中に書き込むのが立憲主義、あるいは、憲法の規範性を明確にするためには必要だと考えています。その意味では、平和的改憲論ということを提案させていただきましたが、ただ9条については様々な思いが党内にもあると思いますから、党内議論をした結果、そういった『9条に縛りを入れることがいい』という意見になるのか。
それとも、『今までと同じで何も触らない方がいい』という結論になるのか議論をしてみないとわかりませんが、いずれにしても『自衛隊明記論でOKだ』という議論にはならないと思いますので、私は、個人的な意見としては、『きちんとした縛りを入れる』というのが誠実な憲法論だと思っていますが、9条についてはいろいろな思いがありますので、結果として我が党としては、『一字一句触らない』という結論になる可能性も十分にあると思っています」
（中略。れいわ新撰組との連携、森友加計問題の時間配分などについて）
他社「国民民主党の党内議論は、自民党が示している4項目についての賛否についても考え方をまとめるのでしょうか」
玉木代表「そうですね。まとめていきたいと思います。9条もそうですけれども、緊急事態条項についても内容によりますが、相当慎重だと思いますし、私権制限、立法府の権限を弱めるような形の改憲というのは認められないと思いますから、そういったことも含めて議論をしていきたいと思っています」
岩上さんの言われるような「詐欺」呼ばわりは心外だと反論されるかもしれませんが、
少なくとも「気に入らない議員リスト」まで作って”サヨク排除”を目指した挙句、
”壊憲”を含めたどっちを向いてるのか・何をしたいのかさっぱりわからないゴッタ煮政策を掲げて
選挙で大敗・瓦解した「民進党・希望の党自爆事件」の当事者の一人ですから、学習能力は
ゼロの素人政治家ですね。