2018年9月4日、国民民主党・大塚耕平共同代表と玉木雄一郎共同代表の任期満了にともなう代表選が行われ、玉木雄一郎議員が大差で津村啓介議員を下し、新代表に選出された。玉木新代表の任期は、2021年9月末日まで。
玉木新代表は代表選出後の記者会見で、2019年の参院選の対応に関する読売新聞の質問に応え、「やはり一人区は、一人に絞り込んでいかないと勝てないと思いますので、共産党も含めた調整を何らかのかたちで実現していかなければならないと思っております」と、日本共産党も含めた「共闘」に積極的な姿勢を示し、意外なことにこれまでの「共産排除」の姿勢を改めるかのような言葉を口にした。
「前回、私の地元の香川県では、共産党に席を譲り、逆にそれ以外のところでいくつか、一本化の協力をしていただいたという経緯もありますので、とにかく一対一で戦える構造を一人区ではしっかりつくっていく。その前提として、候補者の擁立をですね、まだ空白区が多いですから、ここも力を合わせて良い候補者、勝てる候補者の発掘、擁立に協力をしていきたいと思います」
玉木新代表はこのように述べ、一人区での野党共闘の必要性を説明した。