【西日本豪雨取材報告】7.「今一番欲しいのは人手。一人でも、1日でもいいから来て欲しい」!連休最終日、市街地の広範囲にわたる家屋には、今も大量の泥が! 2018.7.16

記事公開日:2018.7.18 テキスト動画独自
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(取材・文:上杉英世 記事構成:IWJ編集部)

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 2018年7月16日、IWJの上杉記者は西日本豪雨で土砂災害に見舞われた広島県呉市で取材をおこなった。

 土砂崩れの影響で国道が寸断され、支援物資が届かないなど、呉は孤立状態にあったため、報道などでも注目を浴びた。同じ呉市内の市中心部から東に離れた安浦地区では、土石流が山間部の集落を飲み込み、行方不明の方が、その後遺体で発見された。安浦駅周辺の市街地は、辺り一面が泥に覆われた。安浦への道路や鉄道も寸断されたため、ボランティアの人たちが被災地へ入るのも遅れたという。

 このため、16日までの3連休中、大学生を中心に多くの若いボランティアが集まったにもかかわらず、市街地の広範囲にわたる家屋に侵入した、大量の泥のかき出しは、まだまだ終わっていない。連休が終わり、地元では明日から災害のため臨時休校だった学校も始まるそうだ。人手が急に少なくなることが予想されるため、ボランティアを取りまとめているNPOの高橋大海氏は、「今一番欲しいのは人手。一人でも、1日でもいいから来て欲しい」と訴えた。

 広島では4年前に77人の犠牲者を出した大きな土砂災害があった。被災を免れ、ボランティアに来ていた男性に自治体のハザードマップについて見たことがあるかと聞くと、「4年前は他人事に感じていた。自分には子供もなく、今まで危機感を持っていなかった。自分の住んでいる地域がハザードマップを出しているのかどうかも知らない」と困惑した様子で語った。

 この度の豪雨による災害は、ダムの放水、堤防の決壊、土砂崩れなど、いずれも記録的な大雨によるものです。しかし、被害の原因は、堤防の強化など河川の整備を後回しにしてダム作りにばかり力を入れ、住むにはリスクのある場所に住宅を作り、その危険性を住民に十分に知らせていなかったという、長期にわたる政治の失敗にあるのではないだろうか。

■ハイライト

  • 日時 2018年7月16日(月)16:10~
  • 場所 呉市安浦町(広島県呉市)

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「【西日本豪雨取材報告】7.「今一番欲しいのは人手。一人でも、1日でもいいから来て欲しい」!連休最終日、市街地の広範囲にわたる家屋には、今も大量の泥が!」への1件のフィードバック

  1. @55kurosukeさん(ツイッターのご意見) より:

    【西日本豪雨取材報告】「今一番欲しいのは人手。一人でも、1日でもいいから来て欲しい」!連休最終日、市街地の広範囲にわたる家屋には、今も大量の泥が! https://iwj.co.jp/wj/open/archives/427559 … @iwakamiyasumi
    政治の歪みが災害を拡大し、国が率先して動くべき支援の形を歪めている。これで国家といえるのか。
    https://twitter.com/55kurosuke/status/1019894489496735745

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