たった1時間程度の審議で29日にも採決が予定されている東京都の迷惑防止条例改正案。提案者は警視庁だが、なぜ、規制を強化する必要があるのか、22日の「警察・消防委員会」で野党議員に問われても立法事実さえ、まともに示すことができなかった。改正案の本当の狙いは何なのか?国家前などの大規模デモを潰す狙いがあるのでは?
3月17日頃からこうした危機感が急激に市民から提起され、ツイッターで抗議の声が相次いだ。そのきっかけを作ったのが「自由法曹団」東京支部による意見書だった。
90年以上の歴史がある「自由法曹団」は戦前、治安維持法に立ち向かい、所属する弁護士の多くが投獄された過去を持つ。そうした背景から、自由と民主主義、平和を維持するという理念に共感した弁護士が今も2000人以上集まり、東京支部団が今回の改正案に目を光らせた。
3月25日、岩上安身は自由法曹団東京支部団員で、城北法律事務所所属の舩尾遼弁護士に緊急インタビューを行い、迷惑防止条例「改悪」案の問題について訊いた。
船尾弁護士は、報道活動やデモなどの社会運動は正当な理由があれば規制の対象にならないと警視庁は主張しているものの、何が「正当」なのかを判断するのは警察であるため、乱用される可能性は排除できていないと指摘。また、本来、法律の下位に位置すべき「条例」が、憲法違反に抵触する疑いすらある「人々の内面への立ち入り」を許している点を問題視した。
「国民の文書を勝手に改竄するな!」と怒りを表明すれば処罰されてしまう!? 東京都迷惑防止条例「改悪」~ 自由法曹団東京支部・城北法律事務所所属 舩尾遼弁護士に岩上安身が訊く https://iwj.co.jp/wj/open/archives/415914 … @iwakamiyasumi
これは東京都版”治安維持法”だ。都民以外も無関係ではいられない。
https://twitter.com/55kurosuke/status/978027282764713984
船尾弁護士「報道活動やデモなどの社会運動は正当な理由があれば規制の対象にならないと警視庁は主張しているものの、何が「正当」なのかを判断するのは警察であるため、乱用される可能性は排除できていない」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/415914 … @iwakamiyasumiさんから
https://twitter.com/55kurosuke/status/979113224187490305