10月11日午後5時15分頃、沖縄県東村高江に普天間飛行場所属の米軍ヘリ「CH53」が墜落。機体は大破し、黒煙を上げながら大きな爆発を起こした。
事故発生直後は情報が錯綜し、「小型ヘリが墜落」などとも報じられたが、CH53は2004年に沖縄国際大学にも墜落したヘリで、全長30メートル、重量15トン。最大55人を輸送できる大型ヘリだ。墜落現場は高江の車地区の民間牧草地で、幸い死傷者はいなかったようだが、高江公民館からわずか2kmという集落で発生した突然の墜落事故に、地元住民は不安を募らせている。
IWJは第一報を受け、すぐに地元消防、防衛局、在沖米海兵隊に取材。現地の中継市民がすぐに現場に急行。墜落事故現場付近から中継で現地の様子をお伝えした。地元住民から動画の提供も受け、ツィッターでアップしたのでご覧いただきたい。
- 10月11日18時30頃の事故現場の映像(同上)(住民提供)
【速報3】沖縄高江の米軍ヘリ墜落事故現場から、まもなく中継を開始します。動画は18:30頃の事故現場の映像(住民提供)。https://t.co/qQpSjSPpTR @iwakamiyasumi pic.twitter.com/6d5ZqKa2ZG
— IWJウェブ速報 (@IWJ_sokuhou) 2017年10月11日
現場には、今も選挙戦をたたかっている最中の共産党・赤嶺政賢・前衆議院議員、無所属の玉城デニー・前衆議院議員、そして糸数慶子・参院議員が駆けつけた。その様子はIWJも中継した。しかし、現場はすぐに米軍や警察に封鎖され、国会議員でさえも近づけなかった。沖国大ヘリ墜落事故現場や昨年末のオスプレイ墜落事故現場とまったく同じ状況である。
沖縄・高江集落に米軍ヘリが墜落し炎上! なぜ、民間地に? 広がる住民の不安~在日米軍は「墜落」を否定、米軍に対する形ばかりの抗議で浮き彫りになる日米地位協定の枷 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/401009 … @iwakamiyasumi
米軍の声明を垂れ流しにする報道も共犯だ。
https://twitter.com/55kurosuke/status/918396044383154177