これはいったい、何を選ぶ選挙なのか!?
2016年10月22日(土)、池袋駅西口で自由民主党公認・若狭勝候補の最終街頭演説が行われた。
しかし、衆議院東京10区の補欠選挙であるにもかかわらず、「百合子コール」に包まれて街宣車の上に立った小池百合子東京都知事の口から聞かれたのは、自身がどれほど都政を大改革しているかという取り組みの報告。そして、若狭候勝補が都知事選でいかに献身的に小池氏を支えてきたかという話だった。
(取材・文:城石裕幸)
これはいったい、何を選ぶ選挙なのか!?
2016年10月22日(土)、池袋駅西口で自由民主党公認・若狭勝候補の最終街頭演説が行われた。
しかし、衆議院東京10区の補欠選挙であるにもかかわらず、「百合子コール」に包まれて街宣車の上に立った小池百合子東京都知事の口から聞かれたのは、自身がどれほど都政を大改革しているかという取り組みの報告。そして、若狭候勝補が都知事選でいかに献身的に小池氏を支えてきたかという話だった。
■ハイライト
一方の若狭候補本人は、「小池知事のもと、今までの都政が一気に変わりました。今、この流れを止めるわけにはいきません」と力強く演説。小池氏の支持者と思われる「緑色の一団」からひときわ大きな声援を受けた。
また、候補者が現れる1時間前、集まり始めた報道陣に道行く人達が「誰が来るの?小池百合子のほう?」と声をかけてくる場面が何度も見受けられた。
投票日当日、投票用紙に「小池百合子」と書いて大切な一票が無駄になるようなことがないのを願うばかりである。