再稼働間近の川内原発で使用されている蒸気発生器の危険性、製造および設計の欠陥があり「損傷」のリスクがある可能性も 2015.8.3

記事公開日:2015.8.5取材地: テキスト動画
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(松井信篤)

※8月5日テキストを追加しました!

 再稼働目前と言われている川内原発をめぐり、2015年8月3日(月)15時30分より、原子力規制委員会記者控室にて「川内原発2号機の工事の計画の認可」と「川内1、2号機の保安規定認可」に対する異議申立・意見陳述報告と川内原発1号機再稼働の問題点に関する記者会見が開かれた。

 「再稼働阻止全国ネットワーク」の木村雅英氏は、川内原発2号機の工事計画認可と川内原発1、2号機の保安規定に対する異議申立に関する意見陳述を同日、規制庁に行なったと報告。会見では、川内原発1、2号機が抱える蒸気発生器の問題点が浮かび上がった。

記事目次

■ハイライト

  • 説明者 山崎久隆氏(たんぽぽ舎)、広瀬隆氏(作家)、後藤政志氏(元東芝・原子炉格納容器設計者)
  • 申立人 総代(北岡逸人氏、木村雅英氏、鳥原良子氏)、計25名
  • 日時 2015年8月3日(月) 15:30〜
  • 場所 原子力規制委員会記者控室(東京都港区)

2号機蒸気発生器細管に損傷の可能性

 脱原発と環境破壊のない社会を目指す「たんぽぽ舎」の山崎久隆氏は、1号機と2号機で特徴的に違いがあることに触れたうえで、蒸気発生器の古さを指摘した。

 1号機では、2008年に蒸気発生器の交換が行なわれているが、2号機に関しては、「実際に(新しい蒸気発生器の)製造が終わって川内原発の敷地内に保管されているが、この取付け工事が行なわれる前に3・11が起きた」と振り返り、そのまま交換工事は止まったままで、結局、古い蒸気発生器が付いたままで現在に至っていると、建設当時のものが取付けられていることを明らかにした。

 山崎氏は、「古いタイプの蒸気発生器は製造および設計に欠陥があり、蒸気発生器細管に損傷が起きる」と述べ、蒸気発生器を交換する必要性を訴えた。

川内原発の緊急対策要員はわずか52名?! 収束どころか生存も困難な状況であることが発覚

(…会員ページにつづく)

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「再稼働間近の川内原発で使用されている蒸気発生器の危険性、製造および設計の欠陥があり「損傷」のリスクがある可能性も」への2件のフィードバック

  1. @55kurosukeさん(ツイッターのご意見) より:

    再稼働間近の川内原発で使用されている蒸気発生器の危険性、製造および設計の欠陥があり「損傷」のリスクがある可能性も http://iwj.co.jp/wj/open/archives/256170 … @iwakamiyasumi
    そもそも原発自体が大いなる「リスク」だ。これで再稼動など狂っているとしか言いようがない。
    https://twitter.com/55kurosuke/status/629402037113913344

  2. こうのすけ より:

    古いタイプのスチームジェネレータの製造、設計に欠陥があるとの事ですが、それは具体的に言うと、どうゆう事なのでしょうか? 例えば、チューブの製造で、残留応力があるとか、設計では、振動を考慮していないとか、色々あるでしょ。もっと、専門的見地からの見解をお願いします。

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