東通原発、断層調査結果をまとめた評価書案提出へ ~規制庁定例ブリーフィング 2014.12.19

記事公開日:2014.12.19取材地: テキスト動画
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 2014年12月19日(金)14時30分から、原子力規制庁で米谷仁総務課長による定例ブリーフィングが行われた。東北電力東通原発の敷地内破砕帯調査に関する有識者会合で、論点の議論が終わり、結果をまとめた評価書案が提出されることが報告された。

■全編動画

  • 会見者 米谷仁氏(原子力規制庁長官官房総務課長)
  • 日時 2014年12月19日(金)14:30~
  • 場所 原子力規制庁庁舎(東京・六本木)

規制委員会会合

  • 平成26年度第47回規制委員会会合
    • 日時:12月24日(水)10:30~ 12:00
    • 場所:原子力規制委員会庁舎 会議室A
    • 議題は追って連絡

原子力規制委員会 会合・検討チーム会議などの開催予定

  • 12月19日(金)13:30 第176回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
    • 担当:石渡明委員、対象事業者:伊方原発(四国電力)、大飯原発(関西電力)、浜岡原発(中部電力)
  • 12月19日(金)13:30 第2回核セキュリティに関する検討会 放射性同位元素に係る核セキュリティに関するワーキンググループ
  • 12月22日(月)10:00 東北電力東通原子力発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合第12回評価会合
  • 12月22日(月)14:30 第9回原子力災害事前対策等に関する検討チーム
  • 12月22日(月)14:30 定例ブリーフィング  ★(注)23日火曜が祭日なため、曜日変更して開催
  • 12月24日(水)14:00 第37回核燃料施設等の新規制基準適合性に係る審査会合
  • 12月24日(水)14:30 田中俊一規制委員長定例記者会見
  • 12月25日(木)10:00 第177回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
  • 12月25日(木)13:30 第178回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
  • 12月26日(金)10:00 第4回志賀原子力発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合
  • 12月26日(金)14:30 定例ブリーフィング

放射線防護に関するOECD/NEA国際会議が年明けに開催

 2015年(平成27年)1月8日(木)から9日(金)にかけ、東京大学本郷キャンパスの山上会館にて「第7回放射線防護体系の進展に関するアジア会議」が開催される。その会議の冒頭、中村佳代子委員があいさつをする。

 同会議はOECD(経済協力開発機構)/NEA(原子力機関)の放射線防護・公衆衛生委員会(CRPPH)が主催。文部科学省や原子力規制委員会、放射線医学総合研究所が共催となっている。同会議の前回第6回は2012年11月6日から8日まで、同じ会場で開催された。

福島原発の検討会、来週にも開催する方向で調整中

 東京電力福島第一原子力発電所に関する「特定原子力施設監視・評価検討会」は、次回はまだ開催予定が決まっていない。しかし、海水配管トレンチの閉塞止水が大詰めを迎えている。また、前回11月21日の同検討会では、更田豊志委員が12月25日ごろに次回開催を要望していた。そういったことから米谷仁・総務課長は、開催する方向で日程を調整中だと説明した。

東通原発、破砕対調査結果をまとめた”評価書案”を議論する予定

 12月22日(月)10時から開催を予定している「東北電力東通原子力発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合第12回評価会合」では、調査結果をまとめた”評価書案”が提出されることが分かった。事務方から結果をまとめた”評価書案”を提出し、これについて議論が行われる。評価書案が了承され”評価書”となったときに、同検討会の座長である石渡明委員の会見を記者が要望。米谷仁総務課長は、「予定はないが、要望があれば調整する」と回答した。

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