高浜原発の審査書案が詰めの段階に~規制庁定例ブリーフィング 2014.12.12

記事公開日:2014.12.15取材地: テキスト動画
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 2014年12月12日(金)14時30分から、原子力規制庁で米谷仁総務課長による定例ブリーフィングが行われた。関西電力高浜原発は、新規制基準適合性審査に関して審査書案を作成しているが、その作業は詰めの段階だと広報官は説明した。

■全編動画

  • 会見者 米谷仁氏(原子力規制庁長官官房総務課長)
  • 日時 2014年12月12日(金)14:30~
  • 場所 原子力規制庁庁舎(東京都港区)

規制委員会会合

  • 平成26年度第46回規制委員会会合
    • 日時:12月17日(水)10:30~ 12:00
    • 場所:原子力規制委員会庁舎 会議室A
    • 議題は追って連絡

原子力規制委員会 会合・検討チーム会議などの開催予定

  • 12月12日(金)13:30 第173回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
    • 担当:石渡明委員、対象事業者:大飯原発(関西電力)、伊方原発(四国電力)
  • 12月15日(月)11:00 第35回核燃料施設等の新規制基準適合性に係る審査会合
    • 担当:大村審議官、対象事業者:HTTR(日本原燃)
  • 12月15日(月)15:00 第36回核燃料施設等の新規制基準適合性に係る審査会合
    • 担当:田中知委員、対象事業者:再処理施設(日本原燃)
  • 12月16日(火)10:00 第174回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
    • 担当:更田豊志委員、対象事業者:伊方原発(四国電力)
    • 大規模損壊に関して扱うため【非公開】
  • 12月16日(火)10:00 第3回原子力施設における火山活動のモニタリングに関する検討チーム
  • 12月16日(火)13:30 第175回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
    • 担当:更田委員、対象事業者:東海第二原発、浜岡原発(中部電力)
  • 12月16日(火)14:30 定例ブリーフィング
  • 12月17日(水)14:30 田中俊一規制委員長定例記者会見
  • 12月19日(金)13:30 第176回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
    • 担当:石渡委員、対象事業者:未定
  • 12月19日(金)14:30 定例ブリーフィング

委員の視察について

  • 更田委員、島根原発2、3号機の現地調査
    • 日時:12月18日(木)~19日(金)
    • 場所:中国電力島根原子力発電所2、3号機の現地調査
    • 2号機は新規制基準適合性審査の一貫として、3号機は今後の参考としての現地調査

島根原発2、3号機の現地調査理由

 12月18日から19日にかけて、更田豊志委員が島根原発を現地調査する予定となっている。島根原発は2号機の新規制基準適合性審査への申請が出されている。そのため、新規制基準適合性審査の一貫として2号機を調査するのは分かるが、3号機はどういう理由で調査するのか。

 記者の質問に答え、米谷仁総務課長は「3号機は、この機会に今後の参考のために見ておく」と説明。更田委員の他、櫻田道夫・原子力規制部長、山形浩史・安全規制管理官ほかが現地調査を行う予定だ。

高浜原発審査書案は詰めの段階

 関西電力高浜原発は、新規制基準適合性審査に関して、設置変更許可申請に関する審査書案を作成している。その状況について記者が質問した。

 米谷仁総務課長は、「全体を整理する詰めの段階に入っている」と説明。いつの段階で規制委員会の議題にかけるかはまだ未定。鋭意とりまとめの段階だという。

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