「彼らはテロリストではない!」イスラエル大使館前で150人が抗議の声 ~ガザ空爆をやめろ!緊急行動 2014.7.11

記事公開日:2014.7.11取材地: テキスト動画
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(IWJ・ぎぎまき)

特集 中東

 「彼らはテロリストではありません。ただの人です。空爆をやめてください」――。

 今年の5月末までパレスチナ自治政府のガザ地区に滞在していたという、日本国際ボランティアセンターの金子由佳さんは、7月11日、イスラエル大使館前にかけつけた。この日、8日から始まったイスラエル政府によるガザ空爆に反対する抗議行動が行なわれ、集まった市民約150人は「空爆やめろ」「虐殺やめろ」の声をあげた。

 「私の友だちが今、殺されている。本当に悔しいです。人を殺すことがどういうことか考えて欲しい。恒久的な平和を作る努力をして欲しい」

 イスラエルが攻撃を開始してから3日目、すでに550ヶ所以上を空爆し、死者は100人近くにのぼるといい、その多くは子どもや女性たちだという。一方、イスラエル側には500を超えるミサイルが発射されているというが、うち9割は対空防衛システム「アイアンドーム」で撃墜され、死者は出ていない。

 しかし、11日にはロケット弾が南部の町のガソリンスタンドに着弾し、50歳の男性が手を切断する重症を負っており、ネタニヤフ首相は「国際社会の圧力で空爆をやめることはない」と述べ、空爆の規模をさらに拡大する方針を示唆。予備役兵士2万3000人を招集しており、地上戦に向けた動きも見せている。

■ハイライト

ガザ空爆、なぜ今なのか

 抗議に参加した、サラ・ロイ氏の著書「ホロコーストからガザへ」の翻訳者、早尾貴紀氏は、ファタハ・ハマスの連立政権を潰すのが、今回の攻撃の目的だと分析した。

 「ガザ空爆のきっかけになったかのように言われている入植者3人の誘拐、殺害事件があるが、発生から約1ヶ月が経っている。イスラエルはこれを契機に、周到な準備をして空爆、侵攻を行なっている。ファタハ・ハマスの連立内閣は、2006年にも一度できたことがあったが、前回もイスラエルはかなり暴力的な手法で介入し、これを潰した。報復合戦、暴力の応酬と報道されるが、今回の空爆は連立内閣を潰すという政治目的で行われたことを強調しておきたい」

「日本人を誇りにおもう」

 イスラエル大使館に向かってシュプレヒコールをあげる市民の中に、アラブ人でアルジェリア出身のオマールさんがいた。オマールさんはIWJのインタビューに対し、「日本の市民が抗議してくれているのは嬉しいし、誇りに思う」と話し、「イスラエルがパレスチナの市民や子どもを殺すのにはうんざりだ。2,3日、眠れない日々が続いている。今日も仕事を休んでしまった。でも目を逸らすわけにはいかない」と憤り、抗議に参加した理由を語った。

 イスラム社会では、6月29日から「ラマダン」が始まっている。日の出から日没まで断食を行い、世界中のイスラム教徒が同じ試練を共有する、イスラム教徒にとっては最も神聖な月にあたる。その時期にイスラエルが空爆を開始したことは、「反イスラム」を強調することにも繋がり、周辺のアラブ諸国の反感も強い。CNNは11日、レバノン南部からイスラエルに対しロケット弾が発射されたと報じた。イスラエル軍はすでに報復射撃を行なっているが、今後、レバノンの過激派組織が加勢する恐れが高まっているという。

日本は加担していないか

(…会員ページにつづく)

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「「彼らはテロリストではない!」イスラエル大使館前で150人が抗議の声 ~ガザ空爆をやめろ!緊急行動」への1件のフィードバック

  1. @chichukaiさん(ツイッターのご意見より) より:

    日本でも抗議の動きが広がっています

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