集団的自衛権の行使をめぐり、安倍総理らは、さまざまなケースを想定して提示するも、そのたびに「現実的ではない」といった批判が相次いでいる。5月19日、解釈改憲に反対する火炎瓶テツ氏らが官邸前で抗議集会を開き、集団的自衛権行使に関する「国連憲章上」の現実的な問題点を指摘した。
(IWJ・原佑介)
集団的自衛権の行使をめぐり、安倍総理らは、さまざまなケースを想定して提示するも、そのたびに「現実的ではない」といった批判が相次いでいる。5月19日、解釈改憲に反対する火炎瓶テツ氏らが官邸前で抗議集会を開き、集団的自衛権行使に関する「国連憲章上」の現実的な問題点を指摘した。
■ハイライト
この日、火炎瓶テツ氏は、集団的自衛権を行使することで、「旧敵国条項」が発動される可能性に言及した。
旧敵国条項とは、第2次世界大戦において連合国の敵国であった日本、ドイツ、イタリアなどを対象に、安全保障面の特別な過渡的規定が盛り込まれた国連憲章第53条、107条の別名である。旧敵国が再び侵略行為などを行った場合、旧連合国は、旧敵国に対する行動に関して、安保理の許可がなくても軍事的制裁を課すことが容認される、などと規定されている。
こうした差別性について、主に日本が問題視しており、削除を強く主張している。1995年の総会で削除決議が採択されたが、実際に削除されるには憲章の改正手続きが必要であり、今も当該条項は残っている。
火炎瓶テツ氏は、声を荒らげて官邸に訴えた。
「旧敵国がよその国に武力行使した時、どんな目に合うか。無制限に武力行使されてしまう。もし、この国の主導者が集団的自衛権について真剣に考えているならば、国連の場で、これをどうにかしようと考える。この問題を提起することなく、集団的自衛権の議論を進めるのはナンセンスではないか。むざむざ自分の国をボコボコにしてくれと言っているようなものだ」
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タイトル : 早く、日本は独立を取り戻そう!
世界のすべての弱小国が独立を果たしているのも拘らず、戦後70年を経過しても、まだ 日本は米国の支配から独立していない。 独立できないのではなく、独立しようと していないというのが確かな言い方です。 先進国でありながら、しかも戦前は米英と比肩する国力を有し、一等国であった日本なのに。
世界の常識からは有り得ないことなのですが、何故なのでしょうか。 アメリカの戦略でこのような状況下にあることは確かなことだが、実は日本国内に(反日の日本人、反日のメディア・野党)が、日本の独立を妨げているからです。 彼等は個人主義者であり、古来からの日本の歴史を大切にしません。 国内は勿論のこと、対外的にも(天皇)が日本にとって、如何に大切な存在なのかを全く理解していない人達です。 日教組は天皇制を大切にし 君が代・日の丸を尊ぶべきなのですが、それとは真逆の 反日活動をしています。
国連憲章の旧敵国条項は 敗戦国の立場を不利にするもので、日本とドイツが旧敵国条項の削除を求め国連に提出して議決されたものの、批准国数が3分の2には至っていないので 未だに削除できません。
本来あるべき日本の心と姿を取り戻すためにも、現在の占領憲法(日本人洗脳化憲法)は破棄し、一日も早く日本人が自らの手で、尊厳ある日本国の憲法を成立させなければなりません。
●憲法改正に全力を注ぎましょう!