原発を「重要なベースロード電源とする」との文言を盛り込んだエネルギー基本計画の閣議決定が間近と言われる中、37回目となる国会エネ調が3月19日(水)、衆議院議員会館で行われた。
(IWJ・松井信篤)
原発を「重要なベースロード電源とする」との文言を盛り込んだエネルギー基本計画の閣議決定が間近と言われる中、37回目となる国会エネ調が3月19日(水)、衆議院議員会館で行われた。
■ハイライト
冒頭、環境エネルギー政策研究所・主席研究員である松原弘直氏が、エネルギー基本計画の中に再生可能エネルギーの目標がない理由について、「エネルギー基本計画では『原発維持』ありきで、原発の数値目標が現実的に出せず、再生エネルギーだけの目標数値を先に決められないのでは」と語った。
そのうえで、EU各国では2020年に向けて自然エネルギーの導入目標が掲げられており、すでにスウェーデンなど3カ国が目標達成を果たしたという実績があると説明した。
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