日本弁護士連合会は、2011年1月20日、えん罪原因調査究明委員会の設置を求める意見書を作成し、衆参両院議長、内閣総理大臣、各政党に提出し、法務大臣、検事総長、警察庁長官及び最高裁判所長官に送付した。
11月26日の12時から、参議院議員会館で、この「えん罪原因調査究明委員会の設置を求める院内集会」が行われ、元裁判官の木谷明弁護士や元検察官の郷原信郎弁護士らが登壇した。
(IWJ・須原拓磨)
日本弁護士連合会は、2011年1月20日、えん罪原因調査究明委員会の設置を求める意見書を作成し、衆参両院議長、内閣総理大臣、各政党に提出し、法務大臣、検事総長、警察庁長官及び最高裁判所長官に送付した。
11月26日の12時から、参議院議員会館で、この「えん罪原因調査究明委員会の設置を求める院内集会」が行われ、元裁判官の木谷明弁護士や元検察官の郷原信郎弁護士らが登壇した。
■ハイライト
日弁連えん罪原因究明第三者機関WG事務局長の泉澤章弁護士は、同委員会の設置意義について説明。「取り調べの可視化など様々な課題があるが、まずえん罪が起こってしまう原因を明らかにすべき」と、第三者委員会の設置が日本の刑事司法にとって、喫緊の課題であると語った。重ねて泉澤弁護士は、同委員会のあるべき姿として、「えん罪原因究明のための機関であること」、「政治的な意見に左右されないこと」を強調した。
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