毎日新聞の元記者で、1972年の沖縄返還を巡る日米間の”密約”をスクープした西山太吉氏が、11月16日、東京・市ヶ谷の日本政策学校で講演した。西山氏は、政府が今国会での成立を目指す特定秘密保護法案について、「(政府がこの法案を作ったのは)日米同盟の性質が変わってきたからだ」と語った。
西山氏は講演の中で、イラク戦争をはじめとするアメリカの中東政策は「完全に失敗だった」と指摘。この失敗を受け、アメリカは現在、外交・安全保障政策の重点を中東から東アジアに移している、とした上で、グアムを拠点とした空海統合戦略(エア・シーバトル)を構想しているのだと説明。同戦略を実現するために在日米軍と自衛隊の一体化が進んでおり、「日米軍」が成立しつつあると語った。
西山氏によると、政府が特定秘密保護法の成立を目指すのは、このように在日米軍と自衛隊が一体化する中で、軍事上の機密が日本側から漏洩しないよう、アメリカ側が危惧しているからだという。
冒頭、日本政策学校代表理事の金野策一氏が「民主主義と基本的人権の原理と、国家の秘密のバランスを考えるという趣旨で、西山氏を交えて議論を深めていきたい」と挨拶した。
西山氏の真実を伝えるメデアの先覚者として尊敬しています。沖縄返還時ニクソン大統領と佐藤栄作首相の核兵器持込の密約をあの当時暴いたメデアマンとしての精神は一生忘れることは有りません。外務省の某女性を利用した手段は道徳的には問題がありますが、真実を報道するメデアの規範との葛藤だったと思います。しかし西山氏は国民の主権を守る規範を選択したと、思います。安倍にはその規範や倫理も無く理念も無く子供の児童会の極右翼政権に見えますこんな人間に国民主権さえ理解出来ない者に権力を与えた自民党や支持者は断固粉砕しい国民主権と基本的人権民主主義を守るため断固特定秘密法案、積極的平和主義〈集団的自衛権は米の同意や内閣法制局長官の憲法との整合性の判断を得る事がが出来ず突然国会の同意も無く先般の国際連合の総会で持ち出した国際公約とまた言い出している)こんな出鱈目暴走政権に特定秘密法案など与えたら国民主権は消滅し軍国主義への入り口に落ち込んでしまいます。断固安倍政権を糾弾したいと思い皆さんと共通認識を持ちたく入会を希望する次第です。
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