「敵基地攻撃の検討を行う」と表明した岸田総理の所信表明演説に「これまでの憲法解釈を180度転換することになる! 断固反対する!」と厳しく糾弾!~12.6日本共産党 志位和夫委員長 記者会見 2021.12.6

記事公開日:2021.12.6取材地: テキスト動画
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(取材、文・渡会裕)

 2021年12月6日、東京都千代田区の衆議院本館で、この日衆議院で行われた岸田文雄総理の所信表明演説を受け、日本共産党・志位和夫委員長による記者会見が行われた。

 演説の受け止めを問われた志位委員長は「新しい危険が表れてきた」と述べ「特に『敵基地攻撃の検討を行う』と初めて言明した」と指摘して、「他国に攻撃的な脅威を与える兵器の保有は、憲法違反だというこれまでの憲法解釈を180度転換することになる」「海外で戦争する国づくりへの大変危険な動きだ」「断固反対を貫く」と表明した。

 さらに志位委員長は「今度の補正予算に7700億円を超える過去最大の軍事費が計上されている。当初予算と合わせると6兆円を超える」と指摘し「今日の演説では過去最大の軍事費積み増し(について)一言もない。防衛費という言葉自体がない」「(鈴木俊一・財務大臣による)財政演説でも防衛費という言葉すらない」「国民になんの説明もない、こっそりやってしまおうという姿勢だ」と、政府の姿勢を厳しく批判した。

 IWJ記者は、自由民主党の泉田裕彦衆議院議員が先の衆院選で、星野伊佐夫新潟県議員に裏金を要求されたとする政治とカネの問題について、以下のように志位委員長の見解をたずねた。

 「新潟5区から自民党公認候補として出馬、比例復活で当選された泉田裕彦氏が選挙戦中、自民党の新潟県連会長だった星野伊佐夫新潟県議員に『2~3000万円の裏金を要求された』とツイッターで11月29日暴露し、証拠となる音声も明らかにして『政治と裏金』の問題に再び注目が集まっています。

 先日来、文書交通費と政党助成金をめぐって、維新と御党、日本共産党との間で激しいやりとりもありましたが、そんな中、維新の創設者である橋下徹氏が泉田氏の暴露と関連して、11月30日『僕は2008年大阪府知事選挙のときに自民党大阪府連から2000万円を要求され、値切って1000万円で話を着けた。選挙に入る前だが、表の金として自腹で自民党大阪府連に寄付した』とツイートしております。

 これはどう理解したものか、一般市民としては困惑しております。橋下氏は1000万円を寄付したことで大阪府知事に当選できたということなのでしょうか。法的には問題ないかもしれませんが自民党の要求に従って金を出さなければ、当選できない選挙というのは、モラル的におかしいのではないかと、市民感覚では感じます。

この泉田氏の件、橋下氏の件、表も裏もあわせ、選挙資金のあり方について志位委員長はどのようにお考えかご見解をお聞かせください」

 これに対して志位委員長は、以下のように回答した。

 「それぞれ関係者は、国民に納得いく説明が必要だと思います。

 個々の問題についてこれ以上は、今立ち入って言いませんが、それが私たちの立場です」

■全編動画

  • 日時 2021年12月6日(月)15:00~
  • 場所 衆議院控室(第17控室)(東京都千代田区)

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