2021年11月25日(木)午後5時より、横浜市JR桜木町駅前にて、「立憲民主党 代表選挙2021 候補者街頭演説会 in 神奈川」が行われた。先の衆院選において神奈川13区で、自民党 甘利明候補を下して当選した、立憲民主党 太栄志(ふとり ひでし)衆院議員が進行を務めた。
4人の代表候補者は、それぞれの主張を述べた。
まず最初にマイクを握った西村智奈美候補(衆院新潟1区選出、元厚生労働副大臣)は、多様性を尊重し、活かす社会の実現を訴えた。西村氏は、「社会の中には多様な存在がある。声の大きい者、お金のある者のためだけに社会があるのではない。皆さんお一人おひとりの声を集めることで政治が変えられる。地方の声、女性の声、かき消されがちな声を集めて、生きていてよかったと思える社会をつくる。それが私、西村智奈美の目指す社会です」と語った。
続いて、逢坂誠二候補(衆院北海道8区選出、元総理大臣補佐官)は、「とにかく今の日本は、教育、人への投資をせねばならない、これこそがあらゆる問題を解く鍵となることを訴えたい。親の所得によって教育の格差が現れ、それが希望と生きることの格差となることを食い止めたい」と述べた。
次にマイクを受け取った小川淳也候補(衆院香川1区選出、国会対策副委員長)は、「自民党政権の中で公平、公正な社会はずいぶん歪められてきた。この政治の流れを大きく変えていかねばならない。コロナ禍においても、権力を持つ者たちは困窮する生活者にかける言葉を持たなかった。この国は長年、支配階級とでも言うべき人々に牛耳られている。普通に働き普通に暮らす、尊い存在が忘れられてしまっているのではないか。そういう庶民の間から生え出るような政治をもう一度この国に取り戻したい」と訴えかけた。
最後に、泉健太候補(衆院京都3区選出、政務調査会長)は、「何にでも反対ばかりの野党、というイメージを変え、我が党の政策を訴えていきたい」と述べた。この街頭演説会は代表候補者ひとり数分ずつの計30分ほど、200人ほどの聴衆を集めた。
街頭演説会の詳細は、ぜひ全編動画を御覧いただきたい。