2021年4月8日、東京・港区のフジテレビジョン内のスタジオに設けられた会見場で、放送法外資規制違反についてのフジ・メディア・ホールディングス経営陣による緊急の記者会見が行われた。
会見冒頭で、金光修・フジ・メディア・ホールディングス社長は、2012年から2014年までの約2年間に放送法の外資規制に違反していたと発表し「一番重要なミスは、(株主が保有する)議決権比率の過誤で外資規制違反になっていたこと。おわびを申しあげる」と陳謝した。
IWJ記者は、外国人による「株式の保有が30%を超えるとなると、当然株主としての影響が、御社にかかると思うのが常識だが、この辺について改める意思はないか」と問い質した。
IWJ記者に対し、金光社長は以下のように回答した。
「30%を超えているというという状況ですが、外国人の株主が、議決権を持つことであれ、所有していることであれ、フジテレビの番組に何らかの影響を与えるというようなことはございません」
これでは開き直りと言われてもしかたあるまい。
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